Candle

原料にこだわる!蜜蝋・ソイワックスキャンドルを選ぶ7つの利点

安全なキャンドルワックスを選ぶ

お店には高いものから安いものまで、沢山のキャンドルがあります。手作りでキャンドルを楽しむ人も沢山いると思います。キャンドルを日常生活に取り入れる人が多い今、体にも安心して使えるキャンドルを選びたい人が多いのではないでしょうか。ここではとくに蜜蝋とソイワックスを使用したキャンドルが安心な理由を紹介していきます。



キャンドルの種類

キャンドルには色々な種類がありますが、一番一般的なものは、石油成分から作られるパラフィンが原料のキャンドルです。とても安いため、値段が安いキャンドルの殆どはパラフィンを使用しています。透明のジェルキャンドルの原料も石油由来のものです。一方で植物・動物由来の原料から作られたワックスには、蜜蝋(動物性)、ソイワックス(植物性)、パームワックス(植物性)などがあります。少し値段は高くなりますが、安全性が高く、燃焼時間も長いと言われています。詳しくは下記のワックスの種類と比較についての詳細をご覧ください。

6種類のワックス比較

石油由来のワックスは使わない方がいい?

キャンドルは、火を灯すとワックスが気化し、それが部屋に拡散します。キャンドルのワックスは直接食べたり肌に使用するものではないのですが、最後は私たちの呼吸から、体に吸収されていることになります。そのため、石油から作られたパラフィンワックスやジェルワックスは、体に良くないのではないか、と言われています。これには様々な意見があるので、詳しくは下記のキャンドルは部屋の空気を汚染する?をご覧ください。

キャンドルの安全性

蜜蝋とソイワックスを選ぶ利点

ここでは、植物・動物由来ワックスのなかの、とくに蜜蝋とソイワックスに焦点を絞り、それを選ぶことの利点を詳しく紹介します。

煤(すす)が出にくい

キャンドルにおける、室内の空気汚染の原因の一つが「煤(すす)」です。キャンドルを燃やした時に黒い煙が出たら、煤が発生しています。キャンドル芯・ワックス・キャンドルの中の添加物が煤の原因となります。煤は炎と一緒に空気中に拡散され、換気をしないとそのまま止まります。室内の空気汚染の一つの原因であり、体に良くない物質が含まれます。しかし、蜜蝋やソイワックスをはじめとした植物・動物性のワックスは、煤が出にくいことで知られています。(煤の原因はワックスだけではないので、ワックスだけで煤が出ないかは判断できません。)

燃焼時間が長い

動物・植物性のワックスはパラフィンワックスと比べてゆっくり燃えます。

マイナスイオンを発生させる

特に蜜蝋に言えることですが、燃焼するとマイナスイオンを発生させます。マイナスイオンが消臭やハウスダストを取り除いてくれるといわれています。それは間接的にアレルギーや喘息の症状を抑えてくれることにつながります。

吸い込んでも安心

キャンドルが燃え、気化すると、私たちはそれを吸い込むことになります。キャンドルを燃焼したときに、有害物質が出ることが証明されています。ワックスの他にも香料や着色料などが原因になる場合があるので、一概に言えませんが、純粋にワックスだけを考えた時に、石油系ワックスよりも安心できます。South Carolina State Universityの調査によると、パラフィンワックスのキャンドルを燃やした時に、トルエンやベンゼンといった有毒な物質が放出されることが分かりました。ソイワックスやビーズワックスからは成分分析からして発生しないとしています。

触れても安心

ソイワックスや蜜蝋は肌に触れても優しいです。多くのマッサージキャンドルはソイワックスから作られます。

環境に安心

同じ植物系のワックスでも、パームワックスは環境を破壊している場合があることが危惧されています。原料となるヤシの木が大量伐採され、熱帯雨林の破壊につながっています。(きちんと環境を考慮した認証付のものもあります。)その点、ソイワックスや蜜蝋は、環境にも優しい原料として安心して使用することができます。

より安心なキャンドルを選ぶために気を付けること

キャンドルの安全性は、一概にワックスだけでは判断できません。より安心安全なキャンドルを選ぶためには、キャンドル芯・着色料・香料の3点も一緒に気を付けることが大切です。詳しくは下記の安心安全にキャンドルを選ぶコツをご覧ください。

安全なキャンドルの選び方




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