月桂樹(ローリエ)の育て方・栽培方法|自家菜園で育てる無農薬のハーブ
月桂樹の育て方・栽培方法
ローリエ、ローレルなどとも呼ばれ、洋食に欠かせないハーブです。大きく成長させることもできます。
目次
月桂樹の特徴
名前 | ローレル、ローリエ、月桂樹、ベイリーフ |
英語名 | Laurel |
学名 | Laurus nobilis |
科名 | クスノキ科 |
分類 | 常緑高木 |
耐寒性 | 耐寒性 |
草丈 | 20cm-10m |
原産地 | 地中海沿岸地方 |
出まわり時期 | 3-5, 10-12月 |
使える部分 | 葉 |
殖やし方 | 挿し木、ひこばえ |
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月桂樹の育て方基本
適した場所
日当たり、水はけがよく、肥沃な土を好みます。水切れに注意します。
日当たり | 日当たりのよい場所。 |
水はけ | 水はけがよい場所。 |
気温 | 20~30℃ |
土 | 肥沃な土を好む。 |
肥料 | 春と秋に緩効性肥料を与える。植え付け前に堆肥や腐葉土を土に混ぜる。 |
寄せ植え
月桂樹は大きい株に育つので、寄せ植えには向いていません。一般的に言われる寄せ植えの基本は下記を参照ください。
いいものを選ぶコツ
虫がついていなく、徒長していない、根張りがしっかりしているものを選びます。基本のいい苗の選び方は下記を参照ください。
毎日のケア
水やり
水切れに弱いです。土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。
ワンポイント
新しい枝がどんどん生えてくるので、形を整えながら随時剪定します。剪定によって、あまり高く成長しすぎないように調整できます。
剪定、水やり、株分け、挿し木等、ガーデニングの基本となる手入れや殖やし方については下記を参照ください。
1年のスケジュールと育て方のポイント
種まきのポイント
月桂樹は挿し木で増やすことが一般的です。
挿し木・ひこばえのポイント
新芽が動き始める直前の3月か、梅雨前に挿し木をします。10cm位に枝をカットし、葉を2,3枚残して水揚げします。その後挿し木用の土に挿します。直射日光をさけ、水を切らさないようにします。
ひこばえとは、根元から出る芽です。生育力が強いのでそれを増殖に使うことができます。根元からカットし、挿し木と同じように水揚げし、挿し木用の土に挿します。ひこばえを増殖用に使わない場合は、早めにカットします。
植え付けのポイント
株が大きくなる植物なので、あまり小さい鉢に入れると水枯れする可能性があります。鉢の場合は5号以上の大きなものに植えます。地植えの場合は、植え付け前に肥料や腐葉土を混ぜます。
収穫のポイント
剪定を兼ねて収穫をします。樹形を見ながら、伸びすぎたところを枝ごとカットします。葉を使用する場合は、若い葉より、緑の濃い葉の方が風味がよくなります。さらに乾燥させると香りがよくなります。
切り戻しのポイント
年2,3回切り戻しをします。暑い時期の強い剪定は枯れてしまう可能性があるので避けます。
花が咲いたら
春にクリーム色を花を咲かせます。
植え替えのポイント
植え替えをする場合は、春先の根の動きが鈍い時期に行います。
害虫と天然素材を使った対策
病害虫の心配は殆どないと言われています。日当たりや風通しが悪いと、カイガラムシが発生します。それによりすす病になることもあります。カイガラムシは見つけ次第取り除きます。
無農薬・天然にこだわった害虫対策の詳細
月桂樹の使い方
月桂樹は、スープやカレーをはじめ、様々な料理に使用されます。入浴剤として使用すると疲労回復が期待できます。ポプリやリースとしても使えます。
次はこれを要チェック
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