レモングラスの育て方・栽培方法|自家菜園で育てる無農薬のハーブ
レモングラスの育て方・栽培方法
レモングラスは、虫がつきにくいハーブです。フレッシュハーブティーやアジア系の料理に最適です。
目次
レモングラスの特徴
名前 | レモングラス |
英語名 | Lemongrass |
学名 | Cymbopogon citratus |
科名 | イネ科 |
分類 | 多年草 |
耐寒性 | 半耐寒性 |
草丈 | 30-150cm |
原産地 | インド、スリランカ |
出まわり時期 | 5-9月 |
使える部分 | 葉 |
殖やし方 | 株分け、苗 |
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レモングラスの育て方基本
適した場所
日当たりがよく、暖かい場所で育てます。水切れをおこさないようにこまめに水をあげます。高温多湿を好み、暑さに強いが、寒さ、霜、強い風、乾燥に弱いです。肥料不足によって葉が黄色くなってしまうことがあります。
日当たり | 日当たりのよい場所。風が強く当たらない場所。 |
水はけ | 水はけのいい場所。 |
気温 | 5~30℃(20~25℃が発芽適温) |
土 | 湿り気のある肥沃な土を好む。 |
肥料 | 植え付け時に堆肥を混ぜる。成長期は肥料を切らさないように月に2回ほど液体肥料を与える。 |
寄せ植え
大きく成長するので、あまり寄せ植えには向いていないと言われます。一般的に言われる寄せ植えの基本は下記を参照ください。
いいものを選ぶコツ
レモングラスは苗を買ったり、株分けで増やすことが多いです。緑の葉が少し出ている苗を選びます。基本のいい苗の選び方は下記を参照ください。
毎日のケア
水やり
乾燥に弱いので、表土が乾いたら水をたっぷりあげます。とくに夏は水やりが必須です。
ワンポイント
株が込み合ったり、葉が黄色くなったら株元からカットします。水が少ない葉に勢いがなくなります。寒さに弱いので、秋くらいに温かい屋内に移動できれば理想です。5℃以上あれば屋外でも大丈夫です。
剪定、水やり、株分け、挿し木等、ガーデニングの基本となる手入れや殖やし方については下記を参照ください。
1年のスケジュールと育て方のポイント
株分けのポイント
5~6月に株分けをするのが向いています。土から掘り出して、根をほぐし、2,3本の茎のセットになるようにカットします。古い葉や根は取り除きます。
植え付けのポイント
苗を買ったら、または株分けをしたら、植え付けをします。根が深くはり、大きく育つので、鉢の場合は深いものを用意します。地植えにも向いています。
収穫のポイント
5月位に植え付けをすると、6月には元気に育ってきます。葉が15枚程になれば収穫ができます。7月にはさらに勢いよくなってきます。地際から10~15cm位のところをカットします。するとまたすぐ葉が成長します。しっかりした芯が根元からたくさん生えてきた場合は、根元から収穫していきます。
切り戻しのポイント
勢いよく成長している8月ごろに、収穫を兼ねて切り戻しをします。地際15cm位のところでカットします。新芽が伸びてきたら同じようにカットします。冬前にも同じように切り戻しをして冬を越します。
害虫と天然素材を使った対策
レモングラスにはほとんど害虫が寄ってきません。とても育てやすいです。それでも病害虫に困ったら、無農薬・天然にこだわった害虫対策の詳細ページをご覧ください。
レモングラスの使い方
レモングラスは成長が早いので、夏の間に沢山育ちすぎたらドライハーブにして長期保存できます。フレッシュでのドライでも、料理やハーブティーとして様々に使用できます。レモンのいい香りが特徴なので、そのままポプリなどとして楽しむこともできます。美容やホームケアにも向いています。ハーブの作用については「レモングラスの効果効能」をご覧ください。
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