バジルの育て方・栽培方法|自家菜園で育てる無農薬のハーブ
バジルの育て方・栽培方法
バジルは初心者におすすめのハーブです。簡単にどんどん育ち、収穫できます。
目次
バジルの特徴
名前 | バジル、バジリコ |
英語名 | Basil |
学名 | Ocimum basilicum |
科名 | シソ科 |
分類 | 一年草 |
耐寒性 | 非耐寒性 |
草丈 | 20-80cm |
原産地 | 熱帯アジア |
出まわり時期 | 5-8月 |
使える部分 | 葉・茎・種子 |
殖やし方 | 挿し木、種まき |
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バジルの育て方基本
適した場所
日当たりがよく、暖かい場所で育てます。夏は屋外、冬は11月下旬ごろから室内に入れます。水切れをおこさないようにこまめに水をあげます。
日当たり | 日当たりのよい場所。暑さに強く、直射日光もOK。 |
水はけ | 水はけがよい場所。 |
気温 | 15℃以上(寒さに弱い) |
土 | 保湿性のある土を好む。 |
肥料 | 元肥に緩効性肥料を与える。追肥は生育期に緩効性肥料を与える。 |
寄せ植え
バジルは、トマトとの寄せ植えが相性抜群と言われています。お互いに虫よけをし合ってくれます。また、サラダに一緒に使えるレタスやロケットサラダといったリーフ野菜を寄せ植えできます。バジルはどんどん生えるので、キッチンの近くに置いて料理に使っていけます。
毎日のケア
水やり
乾燥に弱いので、日中に土が乾きすぎないように注意をして水やりをします。
ワンポイント
乾燥に弱いことから、夏は株元にシートなどを覆うといいです。
剪定、水やり、株分け、挿し木等、ガーデニングの基本となる手入れや殖やし方については下記を参照ください。
1年のスケジュールと育て方のポイント
種まきのポイント
バジルはとても簡単に発芽します。底に穴の開いた容器に挿し木用の清潔な土を入れ、種をまきます。水をためたところに容器を置き、下からゆっくりと水分を吸収させます。
植え付けのポイント
本葉が出てきたら、ひとつひとつを培養土に植え替え、育てます。
挿し木のポイント
バジルは挿し木で簡単に増やせます。葉を4~6枚残し、節の上で切り、水に挿しておきます。根が出てきたら培養土に植え替えます。
剪定のポイント
夏になり育ってきたら、蒸れないように間引くように剪定していきます。花が咲く前の葉が一番柔らかくていい時期です。
花が咲いたら
7月ごろに花を咲かせます。花が咲くと、栄養分が花にいってしまい、葉は固くなります。そのため、花芽が出てきたらカットします。
収穫のポイント
20cm位に成長したら、摘芯(芽先を摘み取る)をしながら収穫していきます。先端の若い芽を摘芯していくと、わき芽が出てきて増えながら綺麗に育ちます。
種の収穫
夏から秋になると、葉が小さく固くなってきます。そのようになったら花を切らずに種ができるのを待ちます。
寿命
バジルは冬越しはできません。一年草なので、夏までに収穫しきってしまいます。
害虫と天然素材を使った対策
バジルには、ヨトウムシやハダニ、アブラムシといった害虫が付く可能性があります。また、灰色カビ病や立枯病に気を付ける必要があります。病害虫の対処法の詳細は、無農薬・天然にこだわった対策のページをご覧ください!
バジルの使い方
バジルはご存知の通り様々な料理に利用できます。ハーブティーとして飲むこともできます。入浴剤などの美容にも。ハーブの作用については「バジルの効果効能」をご覧ください。
次はこれを要チェック
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