Herbs,  各ハーブの効能

シェパーズパースの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典

シェパーズパースの効果効能

目次

  1. キーワード&データ
  2. 特徴
  3. 有効成分
  4. 注意事項・禁忌
  5. シェパーズパースの使い方
  6. 和ハーブとしての使い方



キーワード&データ

キーワード:便秘やむくみに

名前 シェパーズパース、shepherd’s purse
和名 ナズナ(薺)、ペンペングサ(ぺんぺん草)
学名・読み方 Capsella bursa-pastoris [カプセラ・ブルサパストリス]
科名 アグラナ科
使用部位 葉、茎
惑星 土星
性質 乾、寒
チャクラ 第3チャクラ

その他ののシェパーズパース記事をチェック: #シェパーズパース

特徴

シェパーズパースは日本ではナズナとも言われ、春の七草の1つとして親しまれているハーブです。第一次大戦中に止血のための薬草として使用されました。現在は世界中でサラダとして食べられています。

スピリチュアルなストーリー

カルペパーは、シェパーズパースは土星に支配されるため、冷たく乾いた性質で、固める作用があるとしました。湿布は炎症や丹毒を改善すると論じました。軟膏にすると外傷全般(特に頭の傷)によく効くとしていました。

感情面にもたらす効果

シェパーズパースは第3チャクラに関わり、自分の中心の安定をもたらしてくれます。第3チャクラが開きすぎて、興奮や感情がどっと押し寄せ、自分の中心が保てない時に向いています。また、感受性が豊か過ぎて、相手に従順になりやすい人には、強さをもたらしてくれます。自分の意志をはっきり把握し、他人の思惑に影響されにくくするサポートをしてくれます。

シェパーズパースの効果効能

カリウムやサポニンが豊富に含まれ、利尿や便秘改善に役立ちます。むくみを取るので、ダイエットにも効果的です。殺菌作用もあるため、膀胱炎や泌尿器系の感染症にも有効です。動脈硬化や高血圧の予防にもいいです。その他、止血作用に優れ、月経過多や静脈瘤を緩和します。

作用

  • 抗菌作用
  • 利尿作用
  • 消炎作用
  • 収斂作用
  • 止血作用
  • 解熱作用
  • 子宮収縮作用

適応

  • 便秘
  • むくみ
  • 膀胱炎
  • 動脈硬化
  • 高血圧
  • 月経過多
  • 静脈瘤

作用の意味一覧

有効成分

コリン、サポニン、フラボノイド、シトステロール、ヒスタミンなど

注意事項・禁忌

妊娠中の使用は医師の監督下以外では使用禁止です。

安全性クラス : 2b(妊娠中に使用しない)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)

『メディカルハーブ安全性ブック第2版』

シェパーズパースの使い方

ティーの飲み方

小さじ1をお湯に入れ、5分蒸らす。

ハーブティーの入れ方

症状別ハーブの使い方

月経過多、子宮出血に

  1. シェパーズパース大さじ1にカップ1杯の沸騰したお湯を注ぐ
  2. 15分蒸らし、きれいに濾す
  3. 1日最大4回、食間に新鮮で温かいものを飲用

『フィトセラピー植物療法事典』

むくみ緩和のハーブブレンド

シェパーズパース、ダンデライオンネトル

症状別ハーブ一覧

おすすめの使い方

ハーブティー、ホームケア、料理

ハーブのレシピ



和ハーブとしての使い方

和名:薺|ナズナ

西洋のメディカルハーブと同じ植物です。ぺんぺん草とも言われ、日本全土でみられる植物です。春の七草の1つとしても知られています。4から7月に採取した全草を乾燥させ、煎じて服用します。もしくはチンキ剤を作って使用します。目の充血に使用する場合は、煎剤で湿らせたガーゼを目に当てます。

学名 Capsella bursa-pastoris
使用部位 全草
作用 抗菌作用、殺菌作用、利尿作用、消炎作用、収れん作用、止血作用、血圧降下作用、血流促進作用、解熱作用、子宮収縮作用
適応 月経過多、分娩、産後の出血、便秘、下痢、高血圧、動脈硬化、目の充血、泌尿器系感染症

陰陽五行説




次はこれを要チェック

ハーブの効果効能一覧 各ハーブの育て方 精油の作用一覧 植物油脂の種類一覧 フローラルウォーター一覧




注意点&免責事項:ここに掲載されている内容は、植物の治療や薬としての有効性を保証するものではありません。日々進化していく全ての情報を網羅しきれていない場合もございます。事故やトラブルに関してこのサイトは責任を負いかねますので、あくまでも自己責任にてご利用ください。持病をお持ちの方、妊娠中の方、お子様に使用する場合や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談してください。

参考文献をみる