バーベインの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典
バーベインの効果効能
目次
キーワード&データ
キーワード:ストレス解消に
名前 | バーベイン、バーベナ、vervain |
和名 | クマツヅラ(熊葛) |
学名・読み方 | Verbena officinalis [ウェルベナ・オフィキナリス] |
科名 | クマツヅラ科 |
使用部位 | 全草(開花前) |
ジェンダー | 女性 |
惑星 | 金星 |
四大元素 | 土 |
性質 | 熱・乾 |
チャクラ | 第3, 5チャクラ |
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特徴
バーベインはクマツヅラ科の多年草で、ヨーロッパや中国、日本などの道端に広く分布しています。古くは「神の恵みのハーブ」や「聖なる植物」と言われ、神聖なハーブとして使用されていました。家や寺院を清めるために使われました。十字架に磔にされたイエスの傷の止血に使われたという伝説もあります。一般的にバーベインやバーベナというとバーベナ属全体を指しますが、ここでのメディカルハーブではVerbena officinalis(クマツヅラ)を使います。
スピリチュアルなストーリー
バーベインはローマ神話や北欧神話で様々な神と結びつけられています。 古くから儀式や守護、浄化や癒しのために使われていました。守護としては、家の中にバーベインを置くことで、嵐などの天災から守ってくれると言われていました。バーベインを煮出した液をまくと、悪霊から守ってくれるとも言われていました。その他、平和をもたらしたり、金運アップや商売繁盛のハーブとして、庭に埋めるといいとされていました。カルペパーは金星が支配し、子宮を強くすると述べました。外用では肌を劇的にきれいにするとしました。葉の蒸留水は視力や視神経にいいとしました。内服すると顔や体の血色をよくし、胃・肝臓・脾臓の疾患にいいと論じました。
感情面にもたらす効果
バーベインは、大きなトラウマや事故、突然の死別など、大きなショックを受けた時に助けてくれるハーブです。第3チャクラを保護し、そして悲しみを表現できるように第5チャクラにも働きかけます。精神を崩壊させることなく優しく包み込み、癒しを与えてくれます。このような大きなショックに直面しなくても、バーベインは感情に強さ、落ち着きを与え、バランスを保たせてくれます。感情に溺れてしまいがちな人に向いています。そういった面では、逆に押しが強く横柄なタイプの人にはあまり向かないハーブです。
バーベインの効果効能
神経系に対して優れた強壮作用があります。そのため、精神的な疲れを原因とする頭痛や不安、神経過敏を和らげてくれます。乾燥した葉を使用したハーブティーは消化剤、鎮静剤としても有効です。疲労回復に入浴剤としても使用できます。その他、肝臓を強くしたり、授乳中に飲むことで母乳の出をよくしてくれます。
作用
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適応
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有効成分
精油、タンニン、苦味質、アルカロイド、配糖体など |
注意事項・禁忌
授乳中の使用に関しては、問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていません。アレルギー性接触皮膚炎を引き起こす可能性があります。
安全性クラス : 2b(妊娠中に使用しない)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)
『メディカルハーブ安全性ブック第2版』
バーベインの使い方
ティーの飲み方
小さじ1をお湯に入れ、5分蒸らす。甘みを加えると飲みやすくなります。
症状別ハーブの使い方
神経の強壮に
バーベイン、ペパーミント、レモンバーム |
おすすめの使い方
ハーブティー、ホームケア、バス |
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