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フラックスシードの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典

フラックスシードの効果効能

目次

  1. キーワード&データ
  2. 特徴
  3. 有効成分
  4. 注意事項・禁忌
  5. フラックスシードの使い方
  6. アーユルヴェーダからみた使い方



キーワード&データ

キーワード:便秘、腸のトラブルに

名前 フラックスシード、フラックス、リンシード、flax seed
和名 アマ(亜麻)、アマニ(亜麻仁)
学名・読み方 Linum usitatissimum [リヌム・ウシタティッシムム]
科名 アマ科
使用部位 種子
ジェンダー 男性
惑星 水星
四大元素

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特徴

古代エジプト時代から使用されていたハーブです。茎の繊維からはリネン糸が作られます。フラックスの種からとれるフラックスシードオイル(亜麻仁油)は、必須脂肪酸が豊富に含まれています。ハーブティーはもちろん、ご飯やスイーツに混ぜたり、いろいろな方法に使用できます。

スピリチュアルなストーリー

フラックスは金運アップや魔除けと結びつけられていました。フラックスの種子を持ち歩くと金運が上がると信じられていました。

フラックスシードの効果効能

古代ギリシア時代から緩下剤として使用されていたように、腸のトラブルにいい植物です。食物繊維を豊富に含み、腸の蠕動運動の促進や、腸内細菌を増やす働きがあります。そのため慢性の便秘、過敏性腸症候群、腸炎を改善します。高血圧や高血糖などが原因のアテローム性動脈硬化症の予防にも役立ちます。更に、植物性のリグナンが、体内でフィトエストロゲンとして働き、それが乳がん、大腸がん、一部の自己免疫性疾患に有効であることが報告されています。

作用

  • 粘膜保護作用
  • 緩下作用

適応

  • 生活習慣病予防
  • 慢性便秘
  • 咽頭炎
  • 腸炎

作用の意味一覧

有効成分

油脂(リノール酸、α-リノレン酸)、フィトステロール、粘液質、青酸配糖体、食物繊維など

注意事項・禁忌

稀にアレルギーを引き起こす可能性があります。フラックスは少なくとも200mlの水と一緒に摂取することが推奨されています。粘液質の成分が薬の吸収を抑える可能性があるため、薬を摂取する場合はフラックス摂取の1時間前か数時間後にしてください。

安全性クラス : 1(適切に使用する場合、安全に摂取することができるハーブ)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)
膨張性緩下剤として使用する場合は、腸閉鎖、食堂の疾患、腸の狭窄を持つ人は避けるべきとされています。
腸に炎症がある場合は、フラックス摂取前に流動性を持つために膨潤させておくべきとされています。

『メディカルハーブ安全性ブック第2版』

薬の吸収を抑える可能性

『ESCOP Monographs』

薬の吸収を抑える可能性

『The ABC Clinical Guide to Herbs』

フラックスシードの使い方

ティーの飲み方

小さじ1をすりつぶしお湯に入れ、5分蒸らす。

ハーブティーの入れ方

症状別ハーブの使い方

便秘のためのハーブブレンド

フラックスシード、ダンデライオンルイボス

症状別ハーブ一覧

おすすめの使い方

ハーブティー、ホームケア、料理

ハーブのレシピ



アーユルヴェーダからみた使い方

名前:フラックスシード|uma

フラックスシードはヴァータタイプの強壮に最適です。特に結腸や肺に作用します。肺を強くし膜を守り、慢性もしくは急性の肺のトラブルに向いています。去痰と鎮静の作用では、ハチミツとよく合います。肺の強化としてはリコリスと合います。骨と生殖器系を強くする性質は、セサミシードとよく似ています。湿布として使用すると、潰瘍や炎症の皮膚に効果的です。血管を広げ緊張を和らげることを助けます。下剤として使用する場合は温めるので、ピッタタイプは場合によって向かず、ヴァータタイプに向いています。

学名 Linum usitatissimum
使用部位 種子
ドーシャエネルギー V-, PK+
6つのラサ 甘味、渋味
ヴィールヤ(消化中のエネルギー) 加熱
ヴィパーカ(消化後の味) 辛味
ダートゥ(組織への影響) リンパ、血液、筋肉、骨
系統 排出器官、呼吸器系

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