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キャットニップの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典

キャットニップの効果効能

目次

  1. キーワード&データ
  2. 特徴
  3. 有効成分
  4. 注意事項・禁忌
  5. キャットニップの使い方



キーワード&データ

キーワード:風邪の初期や安眠に

名前 キャットニップ、キャットミント、カラミント、catnip
和名 イヌハッカ(犬薄荷)、チクマハッカ、
学名・読み方 Nepeta cataria [ネペタ・カタリア]
科名 シソ科
使用部位 地上部
ジェンダー 女性
惑星 金星
四大元素

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特徴

シソ科の多年草です。古代ローマ時代から薬草として使用されていました。その名の通り、キャットニップのハッカのような香りを猫が好み、陶酔状態になります。ネペタラクトンという葉に含まれる物質が猫を興奮させるためです。キャットニップを詰めた袋は、ねこのおもちゃにも使用されています。ネペタラクトンは、蚊、ゴキブリ、ネズミの忌避剤としても働くことが分かっています。

スピリチュアルなストーリー

家の周りにあったり、家の中に吊るすと、幸運をもたらしてくれると信じられていました。 飼い猫に与えると、結びつきが強くなるとも言われていました。

キャットニップの効果効能

葉には豊富なビタミンCが含まれます。また、発汗作用と解熱作用があるので、風邪のひきはじめにいいハーブです。胃腸の不調や消化不良を改善する働きもあります。 催眠作用があるので、精神安定や安眠にもいいです。軟膏にすると、吹き出物やかさぶた、フケなどの症状を緩和させると言われています。関節炎や痔、腫れが緩和するとも言われています。

作用

  • 催眠作用
  • 抗不安作用
  • 発汗作用
  • 解熱作用
  • 収れん作用
  • 消化促進作用
  • 健胃作用
  • 駆風作用
  • 通経作用

適応

  • 風邪の初期
  • 消化不良
  • 不安
  • 頭痛
  • 不眠症
  • 呼吸器感染
  • じんましん
  • 寄生虫
  • 打撲
  • 疝痛
  • 胃腸内のガス

作用の意味一覧

有効成分

タンニン、精油、苦味質など

注意事項・禁忌

通常の使用の範囲では安心して使えるハーブです。妊娠中・授乳中の使用に関しては、問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていません。

安全性クラス : 1(適切に使用する場合、安全に摂取することができるハーブ)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)

『メディカルハーブ安全性ブック第2版』

キャットニップの使い方

ティーの飲み方

小さじ1をお湯に入れ、5分蒸らす。

ハーブティーの入れ方

症状別ハーブの使い方

胸やけを抑えるハーブブレンド

キャットニップ、アンジェリカカルダモン

症状別ハーブ一覧

おすすめの使い方

ハーブティー、ホームケア、食用、染色、スキンケア

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