アンジェリカの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典
アンジェリカの効果効能
目次
キーワード&データ
キーワード:消化の不調に
名前 | アンジェリカ、アンゼリカ、angelica |
和名 | セイヨウトウキ(西洋当帰)、ヨーロッパトウキ |
学名・読み方 | Angelica archangelica [アンゲリカ・アルカンゲリカ] |
科名 | セリ科 |
使用部位 | 根 |
ジェンダー | 男性 |
惑星 | 太陽 |
四大元素 | 火 |
チャクラ | 第1チャクラ |
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特徴
ヨーロッパの山地に自生する二年草です。学名のAngelicaは、ラテン語の天使という言葉が由来で、archangelicaは大天使という意味です。疫病が流行した時に、修道僧の夢の中にミカエル天使が現れ、アンジェリカが疫病を防ぐことを教えてくれたという伝説があります。その聖ミカエルの日(5月8日)にアンジェリカは花を咲かせると言われています。
スピリチュアルなストーリー
名前のangelicaの通り、昔から「天使の根」と呼ばれ万能薬として使われていた薬草です。天使の力を持った薬草として、古くは魔法や呪いに使う植物でした。守護の力があると言われていて、家の周りにまいたり、悪霊払いに使用されていたそうです。葉を燃やし癒しのハーブとしても使用されていたそうです。
アンジェリカの効果効能
アンジェリカは胃液や胆汁の分泌を促するので、消化不良や食欲不振にいいハーブです。体を温め発汗する作用があり、冷えを和らげてくれます。更年期の気力や体力の衰えにも効果があります。
作用
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適応
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有効成分
フィトステロール、糖類、精油 |
注意事項・禁忌
妊娠中は医師の監督下以外での使用は禁止です。授乳中の使用に関しては、問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていません。
安全性クラス : 2b(妊娠中に使用しない)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)
『メディカルハーブ安全性ブック第2版』
妊娠中・授乳中は、専門医のアドバイスのもと使用すべき
アンジェリカルートを飲用後長時間日光に当たらない
『ESCOP Monographs』
アンジェリカの使い方
ティーの飲み方
細かく刻み、小さじ1を5分煮出す。
症状別ハーブの使い方
食欲不振に
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『フィトセラピー植物療法事典』
更年期の不調のハーブブレンド
アンジェリカ、セントジョーンズワート、チェストツリー |
おすすめの使い方
ハーブティー、ホームケア、芳香 |
アーユルヴェーダからみた使い方
アンジェリカ
アーユルヴェーダでもアンジェリカが使われています。種類がいくつかありますが、共通して発汗作用や抗リウマチ作用があると考えられています。特に中国やインドのアンジェリカは、西洋のメディカルハーブのアンジェリカより女性の生殖器への強壮作用が強いです。若返りの作用もあり、特にヴァータ体質に効果的です。
学名 | Angelica spp. |
使用部位 | 根 |
ドーシャエネルギー | VPK=, (過剰摂取でP+) |
6つのラサ | 辛味、甘味 |
ヴィールヤ(消化中のエネルギー) | 加熱 |
ヴィパーカ(消化後の味) | 甘味 |
ダートゥ(組織への影響) | リンパ、血液、筋肉、骨髄、神経、生殖器 |
東洋医学からみた使い方
生薬名:当帰|トウキ
アンジェリカの近縁種が当帰という名前で生薬として使われています。詳しい特徴は当帰のページで解説しています。
学名 | Angelica acutiloba |
使用部位 | 根 |
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