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ディルの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典

ディルの効果効能

目次

  1. キーワード&データ
  2. 特徴
  3. 有効成分
  4. 注意事項・禁忌
  5. ディルの使い方



キーワード&データ

キーワード:リラックスに

名前 ディル、dill
和名 イノンド(蒔蘿)
学名・読み方 Anethum graveolens [アネトゥム・グラウェオレンス]
科名 セリ科
使用部位 果実(一般的に種子として知られている部分)
ジェンダー 男性
惑星 水星
四大元素
性質 熱・乾

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特徴

ディルは古くから各地で様々に使用されていました。学名のAnethumは、ギリシャ語で「上」を表すanaと、「燃える」を表すaithoが組み合わさってできた、ディルを表すanethonが由来です。種子が刺激的なことから来ています。graveolensは、ラテン語で「重くきつい」を意味するaravisと「匂いがする」という意味のolensが組み合わさっています。dillという名前は「なだめる、なめらか」といった意味のゲルマン語が由来と言われていて、その名の通り鎮静作用があるハーブとして古くから飲まれていました。お腹が張って痛い時に子供に飲ませていたハーブです。

スピリチュアルなストーリー

守護や金運の力があると信じられてきました。ディルをドアに吊るすと家を守ってくれたり、嫌な人を寄せつけなくしてくれるとされました。また、種子が多いことが金運と結びつけられてきました。カルペパーは水星が支配するハーブとし、脳を活性化すると述べました。煮たものを内服すると、脹れや痛みをやわらげ、子宮や胃の下垂を防ぐとしました。煎じ汁の湯気の上に座ることで、子宮の痛みやガスの症状にいいとしました。

ディルの効果効能

穏やかな鎮静作用があります。リラックス時や子供をなだめる時にいいと言われています。授乳中は母乳の出をよくします。胃腸の調子を整えたり、腸内ガスを排出する作用もあります。爪に栄養を与えてくれるので、ディルを煮出し、ネイルオイルやハンドバスに応用できます。

作用

  • 緩下作用
  • 解熱作用
  • 解毒作用
  • 利尿作用

適応

  • 弱い爪
  • 腸内ガス
  • 胃腸の不調

作用の意味一覧

有効成分

キサントン配糖体、精油など

注意事項・禁忌

通常の使用の範囲では安心して使えるハーブです。妊娠中の使用に関しては、問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていません。まれにアレルギーを引き起こすことがあります。

安全性クラス : 1(適切に使用する場合、安全に摂取することができるハーブ)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)

『メディカルハーブ安全性ブック第2版』

ディルの使い方

ティーの飲み方

小さじ1を潰し、5分蒸らす。

ハーブティーの入れ方

症状別ハーブの使い方

母乳の出を良くするハーブブレンド

ディル、ダンデライオンミルクシスル

症状別ハーブ一覧

おすすめの使い方

ハーブティー、ネイルケア、ホームケア、バス、料理

ハーブのレシピ




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