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ワイルドストロベリーの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典

ワイルドストロベリーの効果効能

目次

  1. キーワード&データ
  2. 特徴
  3. 有効成分
  4. 注意事項・禁忌
  5. ワイルドストロベリーの使い方



キーワード&データ

キーワード:消化器系の不調に

名前 ワイルドストロベリー、wild strawberry
和名 エゾヘビイチゴ(蝦夷蛇苺)
学名・読み方 Fragaria vesca [フラガリア・ウェスカ]
科名 バラ科
使用部位

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特徴

ワイルドストロベリーは、一般的にイチゴと呼ばれるオランダイチゴ属(Fragaria)の一種です。世界中に20種類以上が存在すると言われています。ハーブティーには乾燥させた葉を使いますが、ワイルドストロベリーの葉が萎れていく際に毒性を生じるので、よく乾燥させることが大切です。学名のFragariaは、「香気を放つ」を意味するラテン語のfragroが変化した、野生の苺を意味するfragaが語源と言われています。伝説と結びついているという説もあり、詳細はワイルドストロベリーの花言葉をご覧ください。vescaは、「か弱い、食べられる」などの意味のラテン語であるvescusが語源で、小さい実が食用になることを示しています。

ワイルドストロベリーの効果効能

ワイルドストロベリーには様々な効能があります。タンニンとビタミンCが泌尿器系、消化器系の不調、貧血や神経性の下痢に効きます。痛風にも役立ちます。また、腎臓を活性化させ、肝臓を健康に保たせます。体内の浄化や水太りの解消にもつながります。その他、体を冷やす作用があるので、熱を伴う風邪の引きはじめに飲むといいです。

作用

  • 健胃作用
  • 収れん作用
  • 利尿作用
  • 浄化作用

適応

  • 下痢
  • 痛風
  • 消化器系の不調
  • むくみ

作用の意味一覧

有効成分

クエン酸、ペクチン、ビタミン、ミネラル、サリチル酸、糖質、粘液質、精油など

注意事項・禁忌

通常の使用の範囲では安心して使えるハーブです。妊娠中・授乳中の使用に関しては、問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていません。ストロベリー果実にアレルギーのある人は注意してください。

安全性クラス : 1(適切に使用する場合、安全に摂取することができるハーブ)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)

『メディカルハーブ安全性ブック第2版』

ワイルドストロベリーの使い方

ティーの飲み方

大さじ1をお湯に入れ、7分蒸らす。

ハーブティーの入れ方

症状別ハーブの使い方

むくみ解消のためのハーブブレンド

ワイルドストロベリー、ホーステールリンデン

症状別ハーブ一覧

おすすめの使い方

ハーブティー、園芸

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