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ジャスミンの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典

ジャスミンの効果効能

目次

  1. キーワード&データ
  2. 特徴
  3. 有効成分
  4. 注意事項・禁忌
  5. ジャスミンの使い方
  6. アーユルヴェーダからみた使い方



キーワード&データ

キーワード:明るい気持ちに

名前 ジャスミン、jasmine、jasmin
和名 オオバナソケイ(大花素馨)、ソケイ(素馨)
学名・読み方
  • Jasminum officinale [ヤスミヌム・オフィキナレ]
  • Jasminum grandiflorum [ヤスミヌム・グランディフロルム]
科名 モクセイ科
使用部位
ジェンダー 女性
惑星 月、木星
四大元素

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特徴

ジャスミンは、ティーとしても精油としても長い歴史があります。クレオパトラが愛用した媚薬としても有名です。伝統的には中国ではジャスミンの根を頭痛や不眠、脱臼の治療に使用されたり、インドでは皮膚疾患に使用しました。ボルネオでは若い葉の浸出液を胆石の治療に用いたそうです。

スピリチュアルなストーリー

古くから愛情や金運と結びつけられていました。ヒンドゥー教では最高神ビジュヌと関連付けられていました。ジャスミンの花のサシェは恋愛を引き寄せると言われ、花を身につけると富を引き寄せると言われていました。

ジャスミンの効果効能

神経のバランスをとる作用があります。そのため、リラックス、抗鬱、気持ちの高揚にいいハーブです。ジャスミンの香りには、精神を覚醒させ脳波を刺激するという研究も報告されています。女性の生殖機能を整える作用もあります。

作用

  • 鎮静作用
  • 高揚作用
  • ホルモン調整作用
  • 催淫作用

適応

  • 落ち込み
  • 不安

作用の意味一覧

有効成分

フラボノイド、タンニン、精油など

注意事項・禁忌

通常の使用の範囲では安心して使えるハーブです。授乳中の使用に関しては、問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていません。

安全性クラス : 1(適切に使用する場合、安全に摂取することができるハーブ)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)

『メディカルハーブ安全性ブック第2版』

ジャスミンの使い方

ティーの飲み方

小さじ2の花を潰しお湯に入れ、7分蒸らす。紅茶や中国茶とのブレンドがよく合います。

ハーブティーの入れ方

症状別ハーブの使い方

気分の落ち込みに

ジャスミン、オレンジピールカモミールジャーマン

症状別ハーブ一覧

おすすめの使い方

ハーブティー、芳香浴

ハーブのレシピ



アーユルヴェーダからみた使い方

名前:ジャスミン|jati

西洋のメディカルハーブと同じ植物です。ジャスミンは冷ます作用、落ち着かせる作用に優れています。血を冷ます働きは、抗菌、抗ウイルス、抗腫瘍、止血作用があります。リンパを強壮し、乳がんをはじめとしたあらゆるガンにいいとされています。熱を冷ますので、ジャスミンのオイルは日焼けにも効きます。ジャスミンは穏やかな催淫作用と、子宮のクレンジング作用があります。愛や思いやりのエネルギーを与え、奉仕や受容といった心をもたらす霊的な感覚を運んでくるとも言われています。

学名 Jasminum grandiflorum
使用部位
ドーシャエネルギー KP-, (過剰摂取の場合V+)
6つのラサ 苦味、渋味
ヴィールヤ(消化中のエネルギー) 冷却
ヴィパーカ(消化後の味) 辛味
ダートゥ(組織への影響) リンパ、血液、骨、骨髄
系統 神経系、循環器系、生殖器系

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