ローズの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典
ローズの効果効能
目次
キーワード&データ
キーワード:若返り、美容に
名前 | ローズ、rose |
和名 | バラ(薔薇) |
学名・読み方 |
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科名 | バラ科 |
使用部位 | 花 |
ジェンダー | 女性 |
惑星 | 金星 |
四大元素 | 水 |
性質 | 乾 |
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特徴
温帯、亜熱帯地方が原産の低木です。古くから多くの人に愛され品種改良が進み、今では「バラ」というと品種は2万種以上とも言われています。若返りのハーブとしてクレオパトラも使用していたと言われています。
スピリチュアルなストーリー
ローズは、古代エジプト神話では、愛の女神ハトホル、ローマ神話では女神アウロラ、どの他にも沢山の神話の中で女神と結びつけられていました。愛情や癒し、幸運と深く関わると信じられてきました。ローズのつぼみのハーブティーを飲んで寝ると予知夢を見ると信じられていました。また、ローズの花びらは持ち歩くと守護として働き、家の周りにまくと、家庭の揉め事から守ってくれると信じられていました。カルペパーは、赤いバラは木星、淡赤色のダマスクローズは金星、白いバラは月が支配するとしました。また、満開前は満開後のバラより冷やして固める作用が高く、赤より白のバラの方が強いとしました。ワインで作った赤いバラの煎じ汁は、頭痛や目、耳、歯、喉などの痛みに効果があるとしました。バラ水は、冷やして心臓を強め、弱った心を立ち直させるとしました。その他多くの使い方と効能を述べています。
ローズの効果効能
ローズは女性のためのハーブと言えます。 美肌など、美を保つための作用や、月経にまつわる女性特有の不調にも働きかけます。不妊、PMS、月経痛、更年期の症状にいいと言われています。タンニンの収斂作用が下痢を抑えます。また、口内炎やのどの炎症を抑える作用もあります。その他、肝臓や胃腸の疲れ、風邪や便秘などを緩和させる様々な作用があります。心にも働きかけ、優雅な香りは癒しと明るい気持ちを与えてくれます。
作用
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適応
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有効成分
精油、タンニン、有機酸など |
注意事項・禁忌
知られていません。
ローズの使い方
ティーの飲み方
小さじ1をお湯に入れ、5分蒸らす。
症状別ハーブの使い方
アンチエイジングのためのハーブブレンド
ローズ、カモミールジャーマン、ルイボス |
おすすめの使い方
ハーブティー、スキンケア、ホームケア、ヘアケア、バス、芳香浴、料理 |
アーユルヴェーダからみた使い方
名前:ローズ|Shatapatri
ローズは、特にピッタを減少させるのにいいハーブです。熱を冷まし、うっ血を取り除き、炎症を抑えます。ハチミツや砂糖に漬けたローズペタルは、喉の痛み口内の痛みに効きます。さらにそれを温かいミルクと混ぜることで、ピッタタイプの人のマイルドな下剤になります。ローズの花を水蒸気に当てて採取したローズウォーターは、ハートとマインドをオープンにしてくれます。
学名 | Rosa spp. |
使用部位 | 花 |
ドーシャエネルギー | VPK=(過剰摂取でK+, アーマ+) |
6つのラサ | 苦味、辛味、渋味、甘味 |
ヴィールヤ(消化中のエネルギー) | 冷却 |
ヴィパーカ(消化後の味) | 甘味 |
ダートゥ(組織への影響) | リンパ、血液、骨髄、神経、生殖 |
系統 | 循環器系、女性の生殖器系、神経系 |
和ハーブとしての使い方
和名:薔薇|バラ
日本で自生するバラの代表は、Rosa multiflora(ノイバラ)、Rosa sambucina(ヤマイバラ)、Rosa rugosa(ハマナシ)になります。日本に自生する薔薇は、一般的にイメージする洋風のローズと違って素朴さが感じられます。5~7月に採取した蕾をお茶として服用します。また、秋に実を採取し、フレッシュのまま、もしくはドライにしてお茶にします。
学名 | Rosa spp. |
使用部位 | 実、蕾 |
成分 | 精油、シアニン、タンニン類(根)、フラボノイド(マルチフロリン、マルチノシド)、ビタミンC(実)など |
作用 | 止瀉作用、止血作用、収れん作用、利尿作用 |
適応 | 下痢、出血、生理不順、むくみなど |
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