ジュニパーの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典
ジュニパーの効果効能
目次
キーワード&データ
キーワード:体内の浄化に
名前 | ジュニパー、ジュニパーベリー、juniper |
和名 | セイヨウネズ(西洋杜松)、トショウ(杜松) |
学名・読み方 | Juniperus communis [ユニペルス・コンムニス] |
科名 | ヒノキ科 |
使用部位 | 果実 |
ジェンダー | 男性 |
惑星 | 太陽 |
四大元素 | 火 |
性質 | 熱・乾 |
チャクラ | 第1, 3チャクラ |
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特徴
標高12m以上になる高木です。ジンの香りづけに使われていることが有名です。ジュニパーベリーは雌木になる果実を乾燥させて作られます。殺菌力が昔から知られていて、アメリカの先住民は風邪の治療に用いていました。
スピリチュアルなストーリー
ジュニパーは古くから色々な場所で魔除けや守護用に使われてきたハーブです。ジュニパーをドアに吊るしておくと、悪いエネルギーや、悪意を持った人から守ってくれると言われています。また、ジュニパーの枝を持ち歩くことで、事故や病気から守ってくれるとも言われています。カルペパーは、ジュニパーの果実はあたためて乾かす性質があり、優れた解毒作用があるとしました。感染症や、有毒な生物に噛まれた後にもいいとしました。利尿作用やむくみの軽減、ガスの排出、膨張感にもいいとしました。
感情面にもたらす効果
ジュニパーは肉体的な次元でエネルギーがブロックしている人にいいと言われています。生存のためだけの生活にとらわれ、恐れや嫌悪、怒り、執着、恨み、暴力といった感情を持ちがちな人に向いています。それらの感情を超越し、より精神的な生活をする手助けをしてくれます。感情に溺れた行動をしがちな人にも向いています。
ジュニパーの効果効能
ジュニパーは腎臓や泌尿器系に働きかける、浄化力に優れたハーブです。 老廃物や毒素の排出を促すので、デトックスやむくみ、二日酔いなどの悩みがある場合に最適です。消化不良を改善してくれる働きもあり、腹痛や便秘にも効きます。
作用
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適応
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有効成分
精油、フラボノイド、タンニン、ビタミンC、樹脂、糖類など |
注意事項・禁忌
炎症を伴う腎臓疾患のある人は注意してください。血糖値の調節を変化させる可能性があるので、糖尿病を持つ人は医師に相談してください。
安全性クラス : 2b(妊娠中に使用しない)
妊娠中は医師の監督下以外での使用禁止
安全性クラス : 2d(注釈にあるような他の特定の使用制限がある)
6週間を超えての連続的な使用禁止
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)
『メディカルハーブ安全性ブック第2版』
妊娠中・授乳中は使用すべきでない
医師の監督下以外では4週間を超えた使用は控えるべき
急性または慢性の腎炎の場合は禁忌
『ESCOP Monographs』
ジュニパーの使い方
ティーの飲み方
小さじ1の実を軽く潰し、5分煮出し、5分蒸らす。
症状別ハーブの使い方
尿路感染症に
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『フィトセラピー植物療法事典』
ダイエットのハーブブレンド
ジュニパー、フェンネル、レモングラス |
おすすめの使い方
ハーブティー、ホームケア、バス |
アーユルヴェーダからみた使い方
名前:ジュニパー|hapusha
ジュニパーは、一番のヴァータタイプのための利尿剤です。ヴァータの過剰をやわらげ、消化を促します。カパ体質にもいいですが、ピッタは悪化させます。刺激のバランスを取るために、鎮痛の利尿剤(マシュマロウなど)と一緒によく服用されます。ジュニパーのペーストは、関節炎や鼓脹に使われます。ジュニパーの浄化の作用は、細菌から守るだけでなく、オーラにも影響します。ネガティブなアストラル体の影響からも守ってくれます。
学名 | Juniperus communis |
使用部位 | 実 |
ドーシャエネルギー | KV-, P+ |
6つのラサ | 辛味、苦味、甘味 |
ヴィールヤ(消化中のエネルギー) | 加熱 |
ヴィパーカ(消化後の味) | 辛味 |
ダートゥ(組織への影響) | リンパ、血液、筋肉、脂肪、骨、骨髄、神経 |
系統 | 泌尿器、呼吸器系、神経系、消化器系 |
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