マジョラムの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典
マジョラムの効果効能
目次
キーワード&データ
キーワード:リラックス
名前 | マジョラム、スイートマジョラム、marjoram |
和名 | マヨラナ |
学名・読み方 | Origanum majorana [オリガヌム・マヨラナ] |
科名 | シソ科 |
使用部位 | 葉 |
ジェンダー | 男性 |
惑星 | 水星 |
四大元素 | 風 |
性質 | 熱・乾 |
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特徴
マジョラムは古代から使用されてきたハーブです。古代エジプトでは防腐剤として使われていました。ギリシャでは強壮剤や解毒剤として使用されました。学名Origanumの由来はマジョラムの花言葉をご覧ください。majoranaの由来は様々な説がありますが、ラテン語のmajorが由来という説があります。「大きい」を意味するmagnusの比較級で、英語のmajorと同じです。ハーブの「より長い生命を与える」という作用とつなげて考えられています。
スピリチュアルなストーリー
ローマ神話では女神ヴィーナス、ギリシャ神話では女神アプロディーテに結び付けられていました。どちらも愛や美を象徴する女神です。古くから愛情を深めるためのハーブとして用いられていました。 持ち歩くことでネガティブなエネルギーから守ってくれるとも言われています。落ち込んでいる人にあげると元気をもたらしてくれると信じられていました。カルペパーは、水星が支配するハーブとし、水星が司る体の部分に(脳、舌、手、足など)に対してとても優れた治療薬としました。温める性質があるので、冷えがもたらす疾患を落ちつかせるとしました。
マジョラムの効果効能
神経を鎮静させ、心を穏やかにする働きがあります。 体を温め、鎮静させてくれるので、体と心の緊張を緩めてくれます。そのため安眠作用にも優れます。毒素を排出し、肝機能を高める働きもあります。ストレスからくる肩こり、腰痛、便秘、頭痛にもいいと言われています。鎮静作用は咳や気管支炎を抑えることにも役立ちます。
作用
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適応
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有効成分
精油、フラボノイド、タンニン、苦味質、樹脂など |
注意事項・禁忌
通常の使用の範囲では安心して使えるハーブです。妊娠中・授乳中の使用に関しては、問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていません。
安全性クラス : 1(適切に使用する場合、安全に摂取することができるハーブ)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)
『メディカルハーブ安全性ブック第2版』
マジョラムの使い方
ティーの飲み方
小さじ1をお湯に入れ、7分蒸らす。
症状別ハーブの使い方
緊張緩和のためのハーブブレンド
マジョラム、セントジョーンズワート、リンデン |
おすすめの使い方
ハーブティー、ホームケア |
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