ローズマリーの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典
ローズマリーの効果効能
目次
キーワード&データ
キーワード:若がえり、集中力アップ
名前 | ローズマリー、rosemary |
和名 | マンネンロウ(万年郎、迷迭香) |
学名・読み方 | Rosmarinus officinalis [ロスマリヌス・オフィキナリス] |
科名 | シソ科 |
使用部位 | 葉 |
ジェンダー | 男性 |
惑星 | 太陽 |
四大元素 | 火 |
性質 | 熱・乾 |
チャクラ | 第4, 6チャクラ |
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特徴
2m程の樹高になる低木です。地中海沿岸が原産です。古くから料理、医療として様々に使われてきました。日本では若さを取り戻すハーブとして、永遠の青年を意味する「万年郎(まんねんろう)」と言われました。学名のRosmarinusは、ラテン語で「しずく」を意味するrosと、「海の」を意味するmarinusの合成語です。officinalisは、「薬用の」という意味のラテン語です。
スピリチュアルなストーリー
ローズマリーは古くから、守護・浄化・ヒーリング・魔除け・若返りなど、様々な力と結びつけられてきました。 燃やすことでその場の浄化になったり、持ち歩けば悪い運気から守ってくれ、寝室に置けばいい夢を見ながら眠れると信じられていました。カルペパーはローズマリーを入浴に推奨しました。軟膏にすれば、冷えて麻痺した関節、手足、腱を改善するとしました。温めて強化する性質があるので、内服では皮膚や内臓のあらゆる冷たい疾患を改善するとしました。
感情面にもたらす効果
ローズマリーは第4チャクラを開き、太陽のように明るい光を取り込む手助けをしてくれます。そのため、嫉妬心、怒り、悲しみなどのネガティブな感情がある時や、虐待や裏切りで傷ついた心を手放し、代わりに愛情をもたらすことを助けます。また、自分や他人を高く評価し過ぎてしまう人にも向いています。そのことで幻滅したり、信じられなくなってしまい、自分を守るためにハートが閉じてしまっているような状態を癒します。逆にオープンな心を持っているけれど、自分も気づかないうちに他人にエネルギーを費やし過ぎて消耗してしまっている人にも向いています。
ローズマリーの効果効能
ローズマリーには様々な効能があります。古くから若返りとして使用されてきたように、優れた抗酸化作用があります。血管神経系に対する強壮作用があり、血液循環を促進する効果に優れます。そのため、代謝を活性し、活力を高め、疲労回復、血行促進、貧血改善に有効です。風邪の引きはじめや過労の際にも使えます。脳の働きの活性にもつながり、記憶力・集中力アップを促します。心身疲労や自律神経失調症にも使えます。食欲不振、胃アトニー、肝機能の低下、便秘などの消化機能の低下にも利用されます。リウマチや痛風には、湿布や沐浴が推奨されています。
作用
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適応
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有効成分
精油、フェノール酸(ロスマリン酸、クロロゲン酸、カフェ酸)、ジテルペン化合物(カルノソール、ロスマノール)、フラボノイド(ルテオリン)など |
注意事項・禁忌
通常の使用の範囲では安心して使えるハーブです。妊娠中・授乳中の使用に関しては、伝統的な古い文献では妊娠中の禁忌を示すものが存在しますが、近年の研究ではローズマリーのハーブを利用した時の有害性は示されていません。アレルギー反応が起こる可能性があります。
安全性クラス : 1(適切に使用する場合、安全に摂取することができるハーブ)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)
『メディカルハーブ安全性ブック第2版』
妊娠中・授乳中は、専門医のアドバイスのもと使用すべき
沐浴をする場合、大きな傷、皮膚障害、熱の症状、急性の炎症、循環器の疾患、高血圧症がある人は避ける
接触性皮膚炎を生じる可能性がある
『ESCOP Monographs』
ローズマリーの使い方
ティーの飲み方
小さじ1をお湯に入れ、7分蒸らす。
症状別ハーブの使い方
強壮のための沐浴
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『フィトセラピー植物療法事典』
集中力アップのハーブブレンド
ローズマリー、ヒソップ、ペパーミント |
おすすめの使い方
ハーブティー、スキンケア、ホームケア、ヘアケア、バス、芳香浴、料理 |
次はこれを要チェック
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