Life with Timeless Edition

【水瓶座新月】自分の使命に気づき世の中に出す|インド占星術

「自分と調和するライフスタイル」を実践していくための記事シリーズを新しく始めることとなりました。今まで発信してきた自然や宇宙に関する情報をもとに、今のタイミングでみなさんの個々の生活にどう取り入れていったらいいかのヒントになるような内容にできたらと思っています。

この発信のカテゴリーの一つに、インド占星術をベースとした星読みを入れようと思っています。インスタやLINEで新月と満月の発信を数年近く続けています。その反響をとても多くいただいているので、もっと何かできないかな、というところから思いつきました。新月満月だけに関わらず、惑星の動きを見て、私が重要なポイントだなと感じる瞬間に地球に降り注いでいるテーマを読み取り、みなさんの気づきにつながるように説明できたらと思います。そのほかにも色々とチャレンジしていく予定です。

この内容はYoutubeやpodcastでも楽しんでいただけます。

 

このシリーズの詳しい説明は、後日機会がありましたらできればと思います。早速、初めての投稿は水瓶座新月の説明となります。一般的に広まっている西洋占星術では魚座の新月ですが、ここではインド占星術がベースの説明となりますので、水瓶座新月のテーマを説明していきますね。インド占星術と西洋占星術は、基本概念もリーディングの仕方も全く違うので、全く別物の占星術と思っていただけたらと思います。私はYogaやアーユルヴェーダをインドで学んできたので、それらのベースとなっているヴェーダ思想からきているインド占星術にとても親和性があり、大好きなのでそちらを使っています。どちらが当たりやすいとか、どちらがいいとかはありません。その選び方や違いもタイミングがあったらお話しできたらいいですね。

新月について

新月の時、天体で実際にどのようなことが起こっているかを説明していきます。当たり前のことなのですが、この当たり前のことに真実が宿っていると私は感じていいます。新月は太陽と月が地球から見て全く同じ場所にある状態のことです。地球と太陽の間に月があるので、太陽の光が当たっている月の部分が地球と反対側になり、光が当たっていない部分が地球の方を向いています。そのため地球では月があるけれども見えない状態となっています。

インド占星術では、とっても簡単に説明すると、太陽は魂、月は心を表します。新月はその太陽と月が同じ場所にある、つまり魂の声とハートの声が一致するタイミングです。これはインド占星術の考え方というか、私自身が行き着いた概念になります。その他の解釈ももちろんできるのですが、太陽と月、そして私たち自身のとても純粋で軽い、本来の性質のエネルギーを軸として解釈しています。また、月は光に当たっていない方が地球に向いている、つまりいつもは見えにくい潜在意識に意識が向くタイミングでもあります。真っ暗な状態から、新月を境に少しずつ月にあたる光が見えてきます。つまり、新月から何かをスタートするにも最適なタイミングです。

水瓶座について

インド占星術において水瓶座はどんな星座かというと、より大きな規模で奉仕する星座です。大きな組織や大きなグループ、社会を示します。違う視点から物事を見る能力があり、直感力も優ています。エキセントリック、正義のための反逆者であり、アウトサイダーでもあります。水瓶座は土星とラフーという惑星と関連しているので、タブーを破っていく側面と、規律や伝統を守る側面両方を持ち合わせます。

水瓶座の新月

新月が水瓶座で起こるということは、太陽と月が水瓶座の影響を受けます。魂の使命としても、今自分のハートの声としても水瓶座のテーマをやっていこうとする部分がアクティベートされやすいタイミングです。つまり、自分の使命をより多くの人、グループや組織のために奉仕するタイミングかもしれません。また、自分のエキセントリックな個性を認めて、それを世の中のために使っていくことも考えられます。そして新月というタイミングは、これらがまだ潜在意識に眠っているかもしれません。気づいていない大事なことを、今光を当てていくタイミングが新月でもあります。個性は誰一人として同じ人はいません。誰もが変わり者の水瓶座の一面を持っています。それを出していくか、まだ出さないかは自分次第です。

意識するポイント

今説明してきた内容は、水瓶座新月のとても純粋なエネルギーです。このエネルギーをバランスよく使える人もいれば、人によりそれが人生の大きなテーマとなっていて、なかなか踏み出せなかったり、恐れがあったりする場合もあります。このテーマに関して心地よく、バランスをとりながら過ごすために意識すると良いポイントがあります。それは、自分がやることと、周りのためにやっていることの違いをクリアにすることです。水瓶座は社会や多くの人に奉仕するエネルギーで、太陽は周りは関係なく、自分自身を示す惑星です。バランスが取れていると、自分の中心からの行動が、自然と周りのためにもなっている状態になります。自分のためとか周りのためという区別された感覚すらありません。でも何かしらの不調和やモヤモヤを感じているとしたら、自分自身の使命ではなく、周りのために奉仕することを軸に置き換えてしまっていないかを確認してみましょう。そしてその原因となっている自分の内側を掘り下げて、気づきと浄化をしていく最適なタイミングです。

他にもたくさんの意味

水瓶座、月、太陽には他にもたくさんの意味があり、読み取り方も沢山あります。今回は「自分の使命」について特にスポットを当ててみました。また、星読みは本来もっと多角的に行うものなので、とても限定的な視点になってしまっていますが、このようなエネルギーが含まれていることも事実です。皆さんの何かしらの気づきにつながったら嬉しいです。今の水瓶座の新月のタイミングだけでなく、違う年の水瓶座新月の時も参考にしていただける内容です。水瓶座新月は、毎年2/12-3/13のタイミングに起こります。インド占星術に興味がある方の学びにもぜひご活用ください。