月の出入と私たちへの影響
月の出入は昼夜に関わらず毎日変化していきます。月が夜に昇る時期もありますが、昼間に昇る時期もあります。私たちの心を象徴する月がいつ見えるかによって、私たちへの影響が変わると考えることができます。今回は月が昇っている時間、沈んでいる時間、という観点から私たちへの影響を考えていきます。
月の出入と心の関係
月が昇っている時間
月が昇っている時間というのは、私たちが立っているところから見える位置、同じ地球の側面に月があるということです。月=心が見えている、つまり心の変化を感じやすかったり、感情を表現しやすい時間ということになります。時期によって月は昼間に見えることもあれば、夜に見えることもありますよね。月が夜見えている場合は、月が夜空に輝いて綺麗に見えるように、心も鮮明に浮かび上がっている状態です。月が昼に見えている場合は、明るい空に同化して月が見えにくいように、自分の心も周りの影響を受けやすくなっています。
月が沈んでいる時間
月が沈んでいる時間というのは、私たちが立っているところとは反対の位置、地球の反対側に月があるということです。月=心が隠れている、つまり普段見えない深層心理の部分にアクセスしやすかったり、心の浄化をしやすいタイミングです。夜に月がちょうど見えない位置にある場合、周りの雑音を気にせずに深く深く自分の心の奥の探究をしやすいタイミングになります。昼に月がちょうど見えない位置にある場合、意識をすれば周りの出来事から深い気づきや学びを得ることがしやすいタイミングになります。
月の出入のタイミングと月の満ち欠けの関係
月の出入は地球・太陽・月の関係から考えることができます。そのため、細かい時間は時期によって変化しますが、月の満ち欠けと月の出入のタイミングには規則性があります。
新月
新月の時は月は大体太陽と共に昇り、太陽と共に沈みます。新月なので月はどこにあっても見えませんが、夜には見えない位置にあり、昼間に見える位置にあります。この観点からも、新月の時は心の奥にアクセスしやすく、瞑想や浄化に向いていることがわかります。雑音もなく、自分の本当の声を聞きやすいので、新月で思いついたことをスタートさせるのがとても良いことがわかります。新月の過ごし方も参考にしてみてください。
上弦の月
上弦の月の時は12時前後に昇り、0時前後に沈みます。月はお昼過ぎ〜夕方〜夜に見える位置にあります。昼も夜も見えるタイミングですね。朝起きてから午前中の間に深い瞑想をするのも良いですね。昼から夜の活動的な時間に外からの気づきを得るのに向いています。気づいたタイミングで月がどの位置にあるかで、心の動きを観察してみると良いですね。上弦の月の過ごし方も参考にしてみてください。
満月
満月の時は太陽が沈む頃昇り、太陽が昇る頃沈みます。満月はちょうど日が沈んでいる時に見える位置にいることになります。満月は月が一番光を放ち、エネルギーが強い時です。このタイミングで夜長い時間見える位置にいてくれるので、満月の時には自分の心の動きを見るのに最適ですね。周りに影響をされずに自分の心を表現していくこともしやすいです。満月の過ごし方も参考にしてみてください。
下弦の月
下弦の月の時は0時前後に昇り、12時前後に沈みます。月は夜中〜朝〜お昼前に見える位置にあります。上弦の月とは逆のタイミングで昼も夜も月が見えます。寝る前の時間は1日を振り返ってゆっくりすると深い気づきがあるかもしれません。下弦の月の過ごし方も参考にしてみてください。
月の出入り時間をチェック
Timeless EditionのMoon &Nature Dairyでは、月の満ち欠けや月星座だけでなく、毎日の月の出入時間も記載されています。
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