あなたの好きな色は、健康になる色?体質別にチェック!
アーユルヴェーダと色の関係
アーユルヴェーダでは、私たちの体質をヴァータ、ピッタ、カパの3つに分けて考えています。それを3つのドーシャといいます。そして、色の性質がそのドーシャへ影響を及ぼすと考えられています。実際、赤を見ると心拍数が上がったりすることがあるように、色が私たちの体や心に及ぼす影響は大きいことは事実です。そういった影響をドーシャ別に考えられた理論がアーユルヴェーダの中に存在します。
色の性質を理解して、ワードローブやインテリアを考え直してみるのもいいかもしれません。また、庭園など、色が沢山見られる場所へ行くことも、色の性質を取り入れる方法の一つです。まずは、自分のドーシャをチェックしてみてください。
目次
色の性質とドーシャ
赤
エネルギーを活性化します。赤血球を増やしたり、神経や骨髄を強化します。肌のつやもよくします。冷たい性質のヴァータタイプの人には温かさを、カパタイプの人には適度な刺激を与えてくれます。ピッタタイプの人は少し控えたほうがいい色です。赤の深層心理の詳細は下記へ
オレンジ
太陽や火を思わせるオレンジは、喜びや明るさ、開放感を与えてくれる色です。体を温める効果があります。強い、もしくは暗いオレンジは、より温める効果が高くなるので、ピッタタイプの人は避けたほうがいいです。逆にヴァータタイプの人にはお勧めです。オレンジの深層心理の詳細は下記へ
黄
知性や理解力を高める働きがあります。体の面では消化を助け、寿命を延ばす色と言われています。オレンジより明るい黄色は、ヴァータタイプの人の沈みやすい気持ちを明るくさせてくれます。黄色の深層心理の詳細は下記へ
緑
森や木々を連想させる緑は、心を静めて、感情のバランスをとってくれる色です。リフレッシュしたいときにも最適です。ちょうど中間色といわれるので、ドーシャのバランスをとりやすい色です。より黄みがかった緑はピッタを増加させ、ヴァータを静めます。より青みがかった緑は、ピッタを静め、カパを増加させます。緑の深層心理の詳細は下記へ
青
心身を落ち着かせる色です。疲労回復を促進させ、体を冷やします。熱をためやすいピッタタイプの人にお勧めの色です。青の深層心理の詳細は下記へ
紫
紫は、宇宙の意識を目覚めさせる色と言われています。肉体と霊的なものとのつながりを表します。体を軽く、鋭敏にさせてくれます。青と同様、冷却し鎮静する効果があることから、ピッタタイプの人におすすめの色です。紫の深層心理の詳細は下記へ
ゴールド・シルバー
ゴールドは太陽、シルバーは月に関連していると考えられています。そのため、温かみのあるゴールドはヴァータやカパタイプの人が身つけるとよく、ピッタの人はシルバーを身につけるといいと言われています。ゴールドの深層心理の詳細は下記へ
色とドーシャの関係
色とドーシャの関係をまとめたものです。マイナスはドーシャを減少させ、プラスはドーシャを増加させます。+☆は過剰な場合のみ上昇します。
色 | ヴァータ | ピッタ | カパ |
赤 | - | + | - |
オレンジ | - | +☆ | - |
黄色 | - | +☆ | - |
緑 | - | - | - |
青 | +☆ | - | +☆ |
紫 | + | - | - |
ドーシャ別色の取り入れ方
ヴァータタイプ
ヴァータタイプの人は、服を選ぶときに青をはじめとして、ダークトーンのものを選ぶ人が多いといわれています。体を冷やす青、黒、暗い茶は避けたほうがいい色です。また、神経質なヴァータタイプは、ヴィヴィットな色より、淡いパステルカラーがお勧めです。ヴァータタイプの特徴詳細は下記へ
ピッタタイプ
ピッタタイプの人は、熱をためやすく、熱さに弱いです。そのため、黒や赤をなるべく避け、寒色系の色や淡い色を選ぶことがお勧めです。ピッタタイプの特徴詳細は下記へ
カパタイプ
殆どの色がカパを静めます。青や緑、ダークブルーを過剰に取り入れることや、白を使うことを避けたほうがいいです。カパタイプの人には刺激が必要なため、大胆なカラーコーディネートや、強い色がお勧めです。カパタイプの特徴詳細は下記へ
次はこれを要チェック
好きな色をチェックする色診断、色の基本、各色の深層心理は下記へ
自分がどのドーシャかを診断したい場合は下記をチェックしてみてください。
アーユルヴェーダの基本や、日常生活への応用のまとめは下記へ