海人草(まくり・かいにんそう)の効果効能|東洋医学の生薬・ハーブ・薬草・食薬
海人草(まくり・かいにんそう)の効果効能
東洋医学で使われる生薬の紹介をしています。副作用や組み合わせによる注意点などがある場合があります。すべての情報を網羅しているわけではありませんので、使用の際は必ず専門知識のある人に相談してください。
目次
海人草のデータ
名前 | 海人草(まくり・かいにんそう) |
英語 | Digenea Simplex |
ラテン名 | Digenea |
科名 | フジマツモ科:Rhodomelaceae |
学名 | Digenea simplex C. Agardh(マクリ) |
使用部位 | 全藻 |
成分 | アミノ酸誘導体(α-カイニン酸、α-アロカイニン酸)、アミノ酸、有機酸、多糖類など |
効能分類 | 駆虫薬 |
その他の海人草に関する記事をチェック: #マクリ
海人草の特徴
※図や表以外で、東洋医学の言葉は全て[ ]の中に表しています。例えば、[心]は東洋医学での[心](しん)を表し、普通に心と書いてある場合は、通常の「こころ」を表しているとお考え下さい。そして[ ]内の言葉はまとめて東洋医学の言葉一覧のページで意味を調べられます。
特徴
マクリの全藻を使用しています。古くから、出生直後の新生児に甘草と混ぜた汁を与え、胎毒を除くために使われていました。
東洋医学の効能
回虫を駆除します。
適応症
回虫駆除
海人草の使い方
ブレンド例
回虫が原因の発熱を除きます。
海人草+柴胡 |
回虫を下します。
海人草+大黄 |
『漢方294処方生薬解説』より
処方例
配合されている漢方薬の一例です。
清肌安蛔湯 | 駆虫剤 |
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