胡麻(ごま)の効果効能|東洋医学の生薬・ハーブ・薬草・食薬
胡麻(ごま)の効果効能
東洋医学で使われる生薬の紹介をしています。副作用や組み合わせによる注意点などがある場合があります。すべての情報を網羅しているわけではありませんので、使用の際は必ず専門知識のある人に相談してください。
目次
胡麻のデータ
名前 | 胡麻(ごま)、黒脂麻(こくしま)胡麻仁(ごまにん)など |
英語 | Sesame |
ラテン名 | Sesami Semen |
学名 | Sesamum indicum Linné |
使用部位 | 種子 |
成分 | リグナン類(セサミン、エピセサミン、セサモール、セサモリノール)、脂肪油など |
四気 | 平性 |
五味 | 甘 |
帰経(臓腑弁証) | 肝、腎 |
気血水弁証 | 血虚 |
効能分類 | 補血薬 |
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胡麻の特徴
※図や表以外で、東洋医学の言葉は全て[ ]の中に表しています。例えば、[心]は東洋医学での[心](しん)を表し、普通に心と書いてある場合は、通常の「こころ」を表しているとお考え下さい。そして[ ]内の言葉はまとめて東洋医学の言葉一覧のページで意味を調べられます。
特徴
一般的には、一番薬効が高く、効果の幅も広い黒ゴマが使用されます。白ゴマの代用も可能です。
東洋医学の効能
[肝腎]を補い、[五臓]の[津液]を潤します。
適応症
[肝腎陰虚]の症状、めまい、かぜによって起こる関節痛・神経痛・麻痺、乾燥性便秘、若白髪など
注意事項
泥状便の場合は使用しない
胡麻の使い方
常用量
1~5g
ブレンド例
肌を潤します。
胡麻+地黄 |
『漢方294処方生薬解説』より
処方例
配合されている漢方薬の一例です。
消風散 | 祛風剤 |
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