黒豆(くろまめ)の効果効能|東洋医学の生薬・ハーブ・薬草・食薬
黒豆(くろまめ)の効果効能
東洋医学で使われる生薬の紹介をしています。副作用や組み合わせによる注意点などがある場合があります。すべての情報を網羅しているわけではありませんので、使用の際は必ず専門知識のある人に相談してください。
目次
黒豆のデータ
名前 | 黒豆(くろまめ)、黒大豆(こくだいず)など |
英語 | Black Soybean |
学名 | Glycine max Linné |
使用部位 | 黒色の種子 |
成分 | トリテルペノイドサポニン(ソヤサポニン)、イソフラボン類(ダイゼイン、ゲニステイン、ゲニスチン)、脂肪油、デンプンなど |
四気 | 平性 |
五味 | 甘 |
帰経(臓腑弁証) | 脾、腎 |
気血水弁証 | 水滞 |
効能分類 | 利水薬 |
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黒豆の特徴
※図や表以外で、東洋医学の言葉は全て[ ]の中に表しています。例えば、[心]は東洋医学での[心](しん)を表し、普通に心と書いてある場合は、通常の「こころ」を表しているとお考え下さい。そして[ ]内の言葉はまとめて東洋医学の言葉一覧のページで意味を調べられます。
特徴
厳密に言うと、黒豆は生薬としてはあまり流通していませんが、東洋医学でよく使われる食薬のひとつです。
東洋医学の効能
血行を促進し、利尿をします。そして筋肉痛や関節痛を治します。食品や薬の解毒をする働きもあります。
適応症
[水滞]による張りや膨満感、脚気、黄疸浮腫、筋肉痛、関節痛、腰痛、不眠、熱を持った化膿性のできもの、けいれんなど
黒豆の使い方
常用量
5~20g
ブレンド例
附子などの薬物中毒を解毒します。
黒豆+甘草 |
腰痛を治します。
黒豆+桂皮 |
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