Oriental Medicine

東洋医学の言葉一覧・検索

東洋医学の言葉一覧・検索

このサイトの中で使われている東洋医学の言葉の意味をまとめています。生薬や食材、漢方薬の一覧は別のページでまとめます。

目次

ア行

言葉 意味 / 詳細ページ
秋(あき) →秋
意(い) →意
胃(い) →脾・胃
胃陰(いいん) [胃]の[陰液]
胃陰虚(いいんきょ) →脾・胃の不調
胃火(いか) →脾・胃の不調
胃寒(いかん) →脾・胃の不調
引経薬(いんけいやく) 他の薬の薬効を特定の場所に到達させる薬物のこと
因時制宜(いんじせいぎ) →治則
因人制宜(いんじんせいぎ) →治則
因地制宜(いんちせいぎ) →治則
胃熱(いねつ) ※胃火(いか)を参照
異病同治(いびょうどうち) →治則
陰(いん) →陰陽五行説
陰液(いんえき) 血と津液。→気血津液
陰虚(いんきょ) →八綱弁証
陰虚動風(いんきょどうふう) →肝・胆の不調
陰証(いんしょう) →八綱弁証
陰陽(いんよう) →陰陽五行説
運化(うんか) 変化させて運ぶ。→脾・胃
営気(えいき) →気
衛気(えき) →気
益気健脾(えっきけんぴ) [脾気]を補い[脾]の機能を保つ治法。→脾・胃の不調
黄苔(おうたい) →舌から不調を見る
瘀血(おけつ) →血に関する不調
悪心(おしん) 嘔吐の前に起こる吐き気のこと。
瘀点(おてん) 舌に黒・茶・暗紫・暗紅の点が部分的にみられること。→舌から不調を見る
瘀斑(おはん) 舌に黒・茶・暗紫・暗紅の斑が部分的にみられること。→舌から不調を見る
悪風(おふう) 風に当たるのがつらい状態。
温煦(おんく) 温める作用。→気
温経散寒法(おんけいさんかんほう) 体を温め[寒邪]を除く治法。→治法
温性(おんせい) 体を温める作用。→四気
温燥薬(おんそうやく) 温性で乾燥させる薬。
温中化湿(おんちゅうかしつ) [脾]を温めて[湿邪]を取り除く治法。→脾・胃の不調
温中健脾(おんちゅうけんぴ) 温めて[脾]の[運化作用]を活発にする治法。→脾・胃の不調
温中散寒(おんちゅうさんかん) 温めて[寒邪]を取り除く治法。→脾・胃の不調
温法(おんほう) →治法
温補心陽(おんぽしんよう) 体を温め[心陽]を補う治法。→心・小腸の不調
温補腎陽(おんほじんよう) 体を温めて[腎陽]を補う治法。→腎・膀胱の不調
温補薬(おんぽやく) 体を温め気血津液を補うための薬。
温裏法(おんりほう) [陽気]を補い、[寒邪]を除去する治法。→治法

カ行

火(か)※五気の火 →火
外感(がいかん) 体の外の原因です→病気の原因
外感邪気(がいかんじゃき) 体の外からくる病邪。
咳嗽(がいそう) せきこむ
外風(がいふう) 体の外からくる[風邪]
化火(かか) [火]が生じること。
火邪(かじゃ) ※火(か)を参照
化痰法(かたんほう) 痰を取り除く治法。→治法
喀血(かっけつ) 呼吸器からの出血。咳を伴う。
活血化瘀(かっけつかお) [瘀血]を取り除く治法。→心・小腸の不調
滑苔(かったい)  →舌から不調を見る
肝(かん) →肝
寒(かん) →寒
肝陰(かんいん) [肝]の[陰液]
肝陰虚(かんいんきょ) →肝・胆の不調
肝火上炎(かんかじょうえん) →肝・胆の不調
肝気鬱血(かんきうっけつ) →肝・胆の不調
緩急(かんきゅう) 痛みを和らげる働き。→五味
肝血(かんけつ) [肝]の[血]
肝血虚(かんけっきょ) →肝・胆の不調
寒湿困脾(かんしつこんぴ) →脾・胃の不調
寒邪(かんじゃ) ※寒(かん)を参照
寒証(かんしょう) →八綱弁証
肝腎陰虚(かんじんいんきょ) →肝・胆の不調
寒性(かんせい) 体を強く冷ます作用。→四気
緩則治本(かんそくちほん) →治則
肝胆湿熱(かんたんしつねつ) →肝・胆の不調
肝脾不和(かんぴふわ) →肝・胆の不調
肝風内動(かんふうないどう) →肝・胆の不調
汗法(かんほう)  →治法
鹹味(かんみ) ミネラル、塩味。→五味
甘味(かんみ) →五味
肝陽(かんよう) [肝]の[陽気]
肝陽化風(かんようかふう) →肝・胆の不調
肝陽上亢(かんようじょうこう) →肝・胆の不調
緩和(かんわ) 痛みを和らげる働き
木(き) →五元素
気(き) →気
喜按(きあん) 痛いところをなでられると楽になる(虚証)
喜温(きおん) 温めると症状が緩和する
気化(きか) 変化させる作用。→気
気陥(きかん) →気に関する不調
気逆(きぎゃく) →気に関する不調
気虚(ききょ) →気に関する不調
帰経(きけい) 食物や薬が働きかけている臓腑・経絡。
気血津液(きけつしんえき) →気血津液
気血水(きけつすい) ※気血津液(きけつしんえき)を参照
気滞(きたい) →気に関する不調
肌肉(きにく) 筋肉、肉付き。→脾・胃
急則治標(きゅうそくちひょう) →治則
急標緩本(きゅうひょうかんほん) →治則
拒按(きょあん) 痛いところを撫でられると苦しいので嫌がる(実証)
袪寒法(きょかんほう) [寒邪]を取り除く治法。→治法
袪邪(きょじゃ) [病邪]を取り除き症状を改善すること。→治則  
虚証(きょしょう) →八綱弁証
虚寒証(きょかんしょう) →八綱弁証
虚熱証(きょねつしょう) →八綱弁証
金(きん) →五元素
苦味(くみ) →五味
経絡(けいらく) 気や血を運ぶ通り道
下焦(げしょう) →三焦
血(けつ) →血
血寒(けっかん) →血に関する不調
血虚(けっきょ) →血に関する不調
血虚生風(けっきょせいふう) →肝・胆の不調
血熱(けつねつ) →血に関する不調
血脈(けつみゃく) 気血の通り道。→心・小腸
解表法(げひょうほう) ※汗法(かんほう)を参照
下法(げほう) →治法
元気・原気(げんき) →気
口渇(こうかつ) 咽がかわいて飲むと潤う状態。
口乾(こうかん) 咽がかわいて飲んでも潤わない、もしくは水を欲しない状態。
行気法(こうきほう) ※理気(りき)を参照
降逆(こうぎゃく) 上がった気を下げる働き。
降逆法(こうぎゃくほう) 降下できなくなった[気]の流れを戻す治法。→治法
口苦(こうく) 口中に苦味を自覚すること
厚苔(こうたい) →舌から不調を見る
降濁(こうだく) 栄養素を下へ降ろす。→脾・胃
交通心腎(こうつうしんじん) [心]と[腎]の[陰陽]を交通させる治法。→心・小腸の不調
後天の気(こうてんのき) →気
五液(ごえき) 五臓の不調時に対応して変化する分泌液。→陰陽五行説
五気(ごき) →気候と体調
五季(ごき) →季節の過ごし方
五行(ごぎょう) →陰陽五行説
黒苔(こくたい) →舌から不調を見る
五元素・五大元素 →五元素
五刻(ごこく) 五行に対応する時間
互根(ごこん) →陰陽五行説
五根(ごこん) 五臓が主る感覚器。体表に現れる穴。→陰陽五行説
五志(ごし) →感情と体の関係
五支(ごし) 五臓の不調が現れる体の部位。→陰陽五行説  
固渋(こじゅう) [気血津液]の漏れを止める作用。→五味
五色(ごしょく) 五行に対応する色。五臓の変調の際の皮膚の色。→陰陽五行説
五神(ごしん) →東洋医学と精神性
固摂(こせつ) 位置を正常に保つ。→気→五味
五体(ごたい) 五臓が主る体の部位。→陰陽五行説
五心煩熱(ごしんはんねつ) 胸のもだえや手のひらと足のうらのほてり
五臓(ごぞう) →五臓六腑
五能(ごのう) 五行に対応する自然のリズム。
五腑(ごふ) →五臓六腑
五方(ごほう) 五行に対応する方角。
五味(ごみ) →味覚
魂(こん) →魂
昏厥(こんけつ) 突然意識不明となり倒れること。

サ行

三因制宜(さんいんせいぎ) →治則
散寒宣肺(さんかんせんぱい) [肺]の[風寒]を[宣発]して[寒邪]を取り除く治法。→肺・大腸の不調
散寒法(さんかんほう)  [寒邪]を取り除く治法。→治法
三焦(さんしょう) →三焦
酸味(さんみ) →五味
志(し) →志
思(し) 考えすぎ。→感情と体の関係
滋陰降下(じいんこうか) [火邪]を取り除く治法。→腎・膀胱の不調
滋陰潤肺(じいんじゅんぱい) [肺]の[陰液]を補う治法。→肺・大腸の不調
滋陰平肝潜陽(じいんへいかんせんよう) [肝陽]の上昇を抑える治法。→肝・胆の不調
滋陰法(じいんほう) [津液]を補う治法。→治法
滋陰養血(じいんようけつ) [陰]を補う治法。→肝・胆の不調
自汗(じかん) 普通にしていて汗をかく。活動時にひどくなる。
四気(しき) →四気
歯痕(しこん) →舌から不調を見る
四肢(しし) 両手と両足。→脾・胃
止瀉(ししゃ) 下痢を止める
四診(ししん) 4つの体調診断方法。→体調診断方法
膩苔(じたい) →舌から不調を見る
七情(しちじょう) 7つの感情の変化。→感情と体の関係
湿(しつ) →湿
実寒証(じつかんしょう) →八綱弁証
実虚弁証(じつきょべんしょう) →八綱弁証
湿邪(しつじゃ) ※湿(しつ)を参照
湿邪困脾(しつじゃこんぴ) →脾・胃の不調
実証(じつしょう) →八綱弁証
湿性(しつせい) 保湿する作用。→四気
湿熱(しつねつ) [湿邪]と[熱邪]
湿熱困脾(しつねつこんぴ) →脾・胃の不調
実熱証(じつねつしょう) →八綱弁証
渋味(しぶみ) →五味
滋補肝血(じほかんけつ) [肝血]を補う治法。→肝・胆の不調
滋補肝腎(じほかんじん) [肝]と[腎]の[陰液]を補う治法。→肝・胆の不調
滋補腎陰(じほじんいん) [腎陰]を補う治法。→腎・膀胱の不調
邪気(じゃき) →気候と体調
瀉下(しゃげ) 便を下して排出する働き。
瀉下法(しゃげほう) ※下法(げほう)を参照
瀉火法(しゃっかほう) [熱邪]を冷ます治法。→治法
収斂(しゅうれん) 引き締める作用。→五味
粛降(しゅくこう) きれいに浄化して上から下へと降ろす。→肺・大腸
受納(じゅのう) 飲食物を受け入れる。→脾・胃
潤腸通便(じゅんちょうつうべん) [大腸]を潤し、便通を良くする治法。→肺・大腸の不調
暑(しょ) →暑
滋養胃陰(じよういいん) [陰液]を補い[胃]の機能を回復する治法。→脾・胃の不調
上焦(じょうしょう) →三焦
消食導滞(しょうしょくどうたい) 消化を促進して食積を改善する治法。→脾・胃の不調
昇清(しょうせい) 栄養素を上に持ち上げる。→脾・胃
消長(しょうちょう) →陰陽五行説
小腸(しょうちょう) →心・小腸
小腸実熱(しょうちょうじつねつ) →心・小腸の不調
昇堤(しょうてい) 内臓や組織を本来あるべき位置に保つ。→脾・胃
昇堤法(しょうていほう) 内臓や組織を本来あるべき位置に保つ治法。→治法
消法(しょうほう) →治法
少陽病(しょうようびょう) 陽気が少なくなり、病位が表と裏にまたがっている状態
触診(しょくしん) 触って診断する方法。→体調診断方法
食積(しょくしゃく) 食物が胃腸に停滞・累積した状態。
食滞胃脘(しょくたいいかん) →脾・胃の不調
暑邪(しょじゃ) ※暑(しょ)を参照
神(しん) →神
心(しん) →心
腎(じん) →腎
心陰(しんいん) [心]の[陰液]
腎陰(じんいん) →腎
腎陰火旺(じんいんかおう) →腎・膀胱の不調
心陰虚(しんいんきょ) →心・小腸の不調
腎陰虚(じんいんきょ) →腎・膀胱の不調
津液(しんえき) →津液
心火上炎(しんかじょうえん) →心・小腸の不調
心気(しんき) [心]の[気]
心気虚(しんききょ) →心・小腸の不調
腎気不固(じんきふこ) →腎・膀胱の不調
腎虚(じんきょ) →腎・膀胱の不調
津虚(しんきょ) →津液に関する不調
心血(しんけつ) [心]の[血]
心血瘀阻(しんけつおそ) →心・小腸の不調
心血虚(しんけっきょ) →心・小腸の不調
滲湿(しんしつ) [湿邪]を出す働き。→五味
心腎相交(しんじんそうこう) [心陽]と[腎陰]の働きのバランスがとれた状態。
心腎不交(しんじんふこう) →心・小腸の不調
腎精(じんせい) [腎]の[精]
腎精不足(じんせいぶそく) →腎・膀胱の不調
心煩(しんはん) 胸部はほてり悶えること
心脾両虚(しんぴりょうきょ) →心・小腸の不調
辛味(しんみ) →五味
神明(しんめい) ※五神を参照
心陽(しんよう) [心]の[陽気]
腎陽(じんよう) →腎
心陽虚(しんようきょ) →心・小腸の不調
腎陽虚(じんようきょ) →腎・膀胱の不調
精(せい) →精
清胃瀉火(せいいしゃか) [胃]の[熱]を取り除く治法。→脾・胃の不調
生津法(せいしんほう) ※滋陰法(じいんほう)を参照。
水穀の悍気(すいこくのかんき) →気
水穀の気(すいこくのき) →気
水穀の精気(すいこくのせいき) →気
水穀の精微(すいこくのせいび) 初期の消化を経た飲食物の中の栄養素。
水腫(すいしゅ) 体内に停滞した水分で、腹水・足や関節のむくみなど、貯留が明らかなもの
水滞(すいたい) →津液に関する不調
推動(すいどう) 動かす作用。→気
水道通調(すいどうすうちょう) 津液の巡りを調整。→肺・大腸
筋(すじ) すじや腱。 →肝・胆
清肝瀉火(せいかんしゃか) [肝]の行き過ぎた熱を冷ます治法。→肝・胆の不調
清気(せいき) →気
正気(せいき) 生命力。臓腑・経絡・気血津液などの機能活動。
清心利水(せいしんりすい) [心]の[熱]を利尿によって体外へ排出する治法。→心・小腸の不調
怔中(せいちゅう) 心臓が飛び出しそうになる激しい動悸
清熱(せいねつ) 熱を冷ます働き。
清熱化湿(せいねつかしつ) 熱を冷まして[湿邪]を取り除く治法。→脾・胃の不調
清熱瀉火(せいねつしゃか) 熱を冷まして[火]を消す治法。→心・小腸の不調
清熱宣肺(せいねつせんぱい) [肺]の[風熱]を[宣発]して[熱邪]を取り除く治法。→肺・大腸の不調
清熱利湿(せいねつりしつ) [湿熱]をとる治法。→肝・胆の不調
清熱利湿通淋(せいねつりしつつうりん) [湿熱]を取り除き、排尿時の痛みを取る治法。→腎・膀胱の不調
清肺潤燥(せいはいじゅんそう) [肺]の[熱]を取り除いて潤し[燥邪]を除く治法。→肺・大腸の不調
清法(せいほう) →治法
清利湿熱(せいりしつねつ) [湿熱邪]を取り除く治法。→肺・大腸の不調
舌根(ぜっこん) 舌の奥。→舌から不調を見る
舌質(ぜっしつ) 舌の質。→舌から不調を見る
切診(せっしん) 体に触れる診断法。→体調診断方法
舌診(ぜっしん) ※望舌(ぼうぜつ)を参照
舌尖(ぜっせん) 舌の先。→舌から不調を見る
舌苔(ぜったい) 舌の苔。→舌から不調を見る
舌中(ぜっちゅう) 舌の中心。→舌から不調を見る
舌辺(ぜっぺん) 舌の両側。→舌から不調を見る
尖紅(せんこう) 舌の先が赤いこと。→舌から不調を見る
疝痛(せんつう) 発作的に起こる腹部の激しい痛み
先天の気(せんてんのき) →気
先天不足(せんてんぶそく) 両親から受け継ぐ[精]の不足
顫動(せんどう) →舌から不調を見る
宣発(せんぱつ) 気を内側から体中に行き渡らせたり、体表へ発散させる作用。 →肺・大腸
喘鳴(ぜんめい) 呼吸時にヒュウヒュウ、ゼイゼイ鳴ること。
燥(そう) →燥
臓(ぞう) ※五臓(ごぞう)を参照
宗気(そうき) →気
蔵血(ぞうけつ) →肝・胆
相克(そうこく) →陰陽五行説
燥湿(そうしつ) 湿を取り除く働き。
燥湿化痰(そうしつかたん) [湿邪]を乾燥させて[痰]を取り除く治法。→肺・大腸の不調
燥邪(そうじゃ) ※燥(そう)を参照
相乗(そうじょう) →陰陽五行説
相生(そうせい) →陰陽五行説
燥性(そうせい) 乾燥させる性質。→四気
蔵精(ぞうせい) 精を貯蔵する。→腎・膀胱
燥苔(そうたい) →舌から不調を見る
燥熱傷肺(そうねつしょうはい) →肺・大腸の不調
糟粕(そうはく) 大便
痩薄(そうはく) →舌から不調を見る
相侮(そうぶ) →陰陽五行説
疏肝解鬱(そかんかいうつ) [肝]の疏泄作用をよくし、[気]の滞りを改善する治法。→肝・胆の不調
疏肝健脾(そかんけんぴ) [肝]の[疏泄]を元に戻し、[脾]の機能を保つ治法。→肝・胆の不調
疏泄(そせつ) →肝・胆

タ行

大腸(だいちょう) →肺・大腸
大腸湿熱(だいちょうしつねつ) →肺・大腸の不調
大腸津虚(だいちょうしんきょ) →肺・大腸の不調
濁気(にごりげ) 不要になった気
胆(たん) →肝・胆
痰(たん) 体内に溜まった必要のない水分
痰飲(たんいん) ※水滞(すいたい)を参照
痰湿阻肺(たんしつそはい) →肺・大腸の不調
淡味(たんみ) あまり味がしないもの。→五味
治則(ちそく) →治則
治法(ちほう) →治法
地の気(ちのき) →気
治病求本(ちびょうきゅうほん) →治則
中気下陥(ちゅうきげかん) →脾・胃の不調
中焦(ちゅうしょう) →三焦
中風(ちゅうふう) 脳卒中。[内風]が[経絡]を侵して、中枢神経に障害が出ること。
長夏(ちょうか) 旧暦の6月の昼の長い日のこと。
潮熱(ちょうねつ) 一日の決まった時間に発熱する。陰虚の場合は午後に発熱。
調和(ちょうわ) 脾胃の調和・食材の調和をする働き
土(つち) →五元素
転化(てんか) →陰陽五行説
天癸(てんき) 性の成熟。→精
点刺(てんし) →舌から不調を見る
天の気(てんのき) →気
統血(とうけつ) 血が血管から漏れないようにする作用。→脾・胃
透疹(とうしん) 発汗と共に発疹を促して、毒素を体外に排出すること
同病異治(どうびょういち) →治則
吐瀉(としゃ) 嘔吐と下痢。
吐血(とけつ) 消化器からの出血
吐舌(とぜつ) →舌から不調を見る
吐法(とほう) →治法
土用(どよう) 立春、立夏、立秋、立冬の直前の18日間。→雑節
呑酸(どんさん) 口のなかで酸っぱい液体が上がってくること。

ナ行

内傷(ないしょう) 体の中の病気の原因→病気の原因
内傷七情(ないしょうしちじょう) 7つの感情が原因で臓腑に影響を及ぼすこと。→感情と体の関係
内風(ないふう) 体の内側で作られる[風邪]
夏(なつ) →夏
軟堅散結(なんけんさんけつ) 固いものをやわらかくする作用。→五味
二陰(にいん) 前陰(外生殖器)と後陰(肛門)のこと。→腎・膀胱
熱(ねつ) →気候の変化
熱寒弁証(ねつかんべんしょう) →八綱弁証
熱極生風(ねっきょくせいふう) →肝・胆の不調
熱証(ねつしょう) →八綱弁証
熱性(ねつせい) 体を強く温める作用。→四気
熱痰(ねつたん) 熱邪と痰が結びついて、肺気が滞ってしまう症状
納気(のうき)  吸う息。→腎・膀胱

ハ行

肺(はい) →肺
肺陰(はいいん) [肺]の[陰液]
肺陰虚(はいいんきょ) →肺・大腸の不調
梅核気(ばいかくき) のどに梅の種が詰まったような感覚
肺気(はいき) [肺]の[気]
肺気虚(はいききょ) →肺・大腸の不調
灰苔(はいたい) →舌から不調を見る
魄(はく) →魄
白苔(はくたい) →舌から不調を見る
薄苔(はくたい) →舌から不調を見る
剥苔(はくたい) →舌から不調を見る
発汗法(はっかんほう) ※汗法(かんほう)を参照
発散(はっさん) 発汗によって[邪気]を発散すること。→五味
春(はる) →春
煩渇(はんかつ) 煩躁感のある口渇
反克(はんこく) →陰陽五行説
煩躁(はんそう) 胸が熱く不安で落ち着かない
胖大(はんだい) →舌から不調を見る
煩熱(はんねつ) 胸苦しさを伴う熱感・発熱
半表半裏(はんぴょうはんり) →八綱弁証
反侮(はんぶ) →陰陽五行説
煩悶(はんもん) もだえ乱れる状態
火(ひ)※五元素の火 →五元素
脾(ひ) →脾
脾気(ひき) [脾]の[気]
脾気虚(ひききょ) →脾・胃の不調
脾不健運(ひふけんうん) →脾・胃の不調
脾不統血(ひふとうけつ) →脾・胃の不調
皮毛(ひもう) 皮膚、汗腺、産毛などの体の表面部。→肺・大腸
標(ひょう) 表面的な症状。→治則
病位(びょうい) 不調の場所。→八綱弁証
脾陽(ひよう) [脾]の[陽気]
脾陽虚(ひようきょ) →脾・胃の不調
病邪(びょうじゃ) 体に不調を及ぼす原因。
表証(ひょうしょう) →八綱弁証
病性(びょうせい) 不調の性質。→八綱弁証
病勢(びょうせい) [正気]と[邪気]の力関係。→八綱弁証
標治(ひょうち) 表面的な症状をまず治す治療。→治則
標本治則(ひょうほんちそく) →治則
標本同治(ひょうほんどうち) →治則
表裏弁証(ひょうりべんしょう) →八綱弁証
腑(ふ) ※五腑(ごふ)を参照
風(ふう) →風
風寒犯肺(ふうかんはんぱい) →肺・大腸の不調
風邪(ふうじゃ) ※風(ふう)を参照
風熱(ふうねつ) [風邪]と[熱邪]
風熱犯肺(ふうねつかんぱい) →肺・大腸の不調
腐熟(ふじゅく) 消化。→脾・胃
扶正(ふせい) [正気]を強めて[病邪]を除去する力を強めること。→治則  
扶正袪邪(ふせいきょじゃ) →治則  
腐苔(ふたい) →舌から不調を見る
不透(ふとう) じんましんやはしかなどで発疹が進まず、熱と共に毒素が体内に残っている状態
冬(ふゆ) →冬
聞診(ぶんしん) 聴覚と嗅覚を使う診断法。→体調診断方法
平肝熄風(へいかんそくふう) [内風]を鎮めて[肝]の機能亢進を抑える治法。→肝・胆の不調
平性(へいせい) 体を冷やす・温めるなどの作用がない。→四気
弁証(べんしょう) 体調の分析。→体調の分析・分類
補陰安神(ほいんあんじん) [陰液]を補い、精神状態を安定させる治法。→心・小腸の不調
補陰法(ほいんほう) [陰液]を補う治法。→治法
崩漏(ほうろう) 子宮の内部がただれて出血すること。
防御(ぼうぎょ) 守る作用。→気
膀胱(ぼうこう) →腎・膀胱
膀胱湿熱(ぼうこうしつねつ) →腎・膀胱の不調
望色(ぼうしょく) 顔を見る診断法。→体調診断方法
望診(ぼうしん) 目で見る診断法。→体調診断方法
望神(ぼうしん) [神]の状態を診断。→体調診断方法
望舌(ぼうぜつ) 舌を見る診断法。→体調診断方法
補益(ほえき) 滋養強壮する働き
補益心気(ほえきしんき) [心気]を補い、[心]の機能を保つ治法。→心・小腸の不調
補益腎精(ほえきじんせい) [腎精]を補う治法。→腎・膀胱の不調
補益肺気(ほえきはいき) [肺気]を補って[肺]の機能を保つ治法。→肺・大腸の不調
補気法(ほきほう) [気]を補う治法。→治法
補虚瀉実(ほきょしゃじつ) →治則
補益心脾(ほえきしんぴ) [心血]と[脾気]を補う治法。→心・小腸の不調
補血安神(ほけつあんじん) [心血]を補って、精神状態を安定させる治法。→心・小腸の不調
補血法(ほけつほう) [血]を補う治法。→治法
補腎固摂(ほじんこせつ) [腎気]を補って[固摂作用]を保つ治法。→腎・膀胱の不調
補法(ほほう) →治法
補陽法(ほようほう)  [陽気]を補う治法。→治法
本(ほん) 根本的・本質的な病気の原因。→治則
本治(ほんち) 根本的な不調の原因を治す方法。→治則

マ行

水(みず)※五元素の水 →五元素
水(みず)※気血水の水 ※津液(しんえき)を参照
脈診(みゃくしん) 脈をみる診断法。→体調診断方法
無苔(むたい) →舌から不調を見る
問診(もんしん) 質問する診断法。→体調診断方法

ヤ行

憂(ゆう) 思い悩む。→感情と体の関係
陽(よう) →陰陽五行説
陽気(ようき) ※気を参照
陽証(ようしょう) →八綱弁証
陽虚(ようきょ) →八綱弁証

ラ・ワ行

理気(りき) [気]を巡らせる作用
理気法(りきほう) 滞った[気]を巡らせる治法。→治法
裏急後重感(りきゅうこうじゅうかん) 肛門を突き破るような強い便意と、強い残便感、渋り腹。
六淫(りくいん) 病因となった気候の変化。→気候と体調
理血(りけつ) [血]を巡らせる作用
理血法(りけつほう) 滞った[血]を巡らせる治法。→治法
裏証(りしょう) →八綱弁証
利水法(りすいほう) 滞った[津液]を巡らせる治法。→治法
涼血法(りょうけつほう) [血]に及んだ[火熱]を除く治法。→治法
涼性(りょうせい) 体を冷やす作用。→四気
癘気(れいき) 重篤な伝染病を引き起こす病原菌
裂紋(れつもん) →舌から不調を見る
労逸(ろういつ) 活動しすぎ、もしくは活動しなさすぎの状態。→病気の原因
弄舌(ろうぜつ) →舌から不調を見る
六邪(ろくじゃ) ※六淫(りくいん)を参照
六変(ろくへん) [八綱弁証]の6つの状態。→八綱弁証
六気(ろっき) →気候と体調
六腑(ろっぷ) →五臓六腑
歪斜(わいしゃ) →舌から不調を見る
和解法(わかいほう) ※和法(わほう)を参照
和法(わほう) →治法

次はこれを要チェック

陰陽五行説 気血津液 東洋医学の基本 東洋医学の実践法