香水の作り方|簡単にできる3種類のレシピと10個のおすすめブレンド
フレグランスとアロマ
手作りのフレグランスは、自分の好みやシチュエーションによって、手軽にいろいろな種類を楽しめます。天然の精油を使ったフレグランスには、植物からの成分によって優れた心理作用が期待できます。なりたい自分を表現したり、気持ちを高めたり、楽しくさせたり・・。日々の生活をよりよくするためのいいツールになります。
天然原料100%のフレグランスは、合成のものと比べるととても優しい香りで、すぐに弱まる傾向があります。そのため、市販で販売されているものの多くが、合成香料が含まれていて、100%天然香料で作られているものは殆ど見かけません。しかし、天然ならではの香りの良さは一度体験するとやみつきになるので、是非試してみてください。
フレグランスの手作りレシピ
香水の作り方
市販されている合成の香水と違って、強くありません。自然の香りが楽しめることと、植物の成分がもたらす心理作用も期待できます。
※10ml分
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作り方を動画でチェック
動画でも作り方を紹介しています。動画では絶対間違えないフローラル系3種類のおすすめレシピを紹介しています。
https://youtu.be/vjZHNAnZGvw
香水の種類
香水には香りの濃度によって種類が分類されます。パフューム、オーデコロンなど呼び方が違うものは、同じ香水でも種類が違います。種類と濃度を紹介するので、手作りをする際に参考にしてみてください。ただし、濃度が高いものを使用する際は、各精油の限界量や禁忌事項などに注意してください。
名称 | アルコール(又はオイル)を含めた全体量に対する精油の濃度 |
エッセンス | 30%以下 |
パフューム | 15-25% |
オーデパルファン | 12-15% |
オードトワレ | 8-12% |
オーデコロン | 4-8% |
スプレーコロン | 1-4% |
香油の作り方
ローラー付きのボトルに入れると、どこでも簡単に手首や首に付けられます。
※10ml分
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練香の作り方
耳元、手、足といった体の好きなところに香りをつけやすいのがポイントです。
※20g分
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フレグランスのおすすめブレンド10種類
フレグランスのおすすめブレンドを紹介します。10mlの香水・香油をつくる場合の計20滴のブレンド(濃度10%)です。本来、香水はトップノート、ミドルノート、ベースノートの香りをバランスよく配合し、数十種類をブレンドして出来上がります。しかし、簡単に、好みのものをブレンドして作っても、十分素敵な香りになります。ここでは簡単にできることをメインに考えてお伝えしています。
シトラス系
シトラス系は誰にでも好まれる香りです。トップノートの傾向が強く、香りはあまり長続きしません。
ビター | レモン10滴、ライム5滴、ベルガモット5滴 |
スイート | ベンゾイン1滴、オレンジ10滴、マンダリン9滴 |
フレッシュ | レモン8滴、グレープフルーツ7滴、スペアミント5滴 |
フローラル系
女性らしさをいろいろな香りで表現できるのがフローラル系の香りです。
スイート | ローズ5滴、ゼラニウム15滴 |
セクシー | ジャスミン5滴、ベルガモット8滴、ラベンダー7滴、 |
ミステリアス | ラベンダー12滴、マジョラム2滴、フランキンセンス6滴 |
スイート&フレッシュ | ゼラニウム10滴、ローズマリー5滴、パルマローザ5滴 |
ウッディ-系
ウッディ-系は一番長く香りが続く傾向があります。男性的な香りなので男女兼用で使える香りです。
スイート | サンダルウッド15滴、バニラ5滴 |
ビター | シダーウッド10滴、ヒノキ7滴、クローブ3滴 |
フレッシュ | パイン5滴、シダーウッド10滴、ユーカリ5滴 |
オリジナルで香水ブレンドと作るコツ
もっと深く、オリジナルの香りを楽しみたい人に、詳しい情報を紹介しています。色々な観点からのブレンド方法がありますが、あまり方法にとらわれず、好きなように楽しんでください!
下記のリンクでは、精油をブレンドする際の賦香率と精油の限界量、ノート(揮発速度)、香りの強さをチェックすると、より本格的なブレンドに仕上がります。
次はこれを要チェック
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