アロマバス・ハーバルバス・沐浴を天然の材料で楽しむ方法
バスタイムを自然の恵みで楽しむ
ここではアロマやハーブなどの自然の恵みを使って、バスタイムを心身共に楽しむ方法をお伝えしていきます。まず、湯船で楽しむ方法には、一般的な全身浴から、足浴、手浴まで色々あります。そういった種類とどんな時に使い分けるか、そして具体的にバスタイムを楽しむ方法をお伝えしていきます。
目次
沐浴の種類
沐浴とは?
沐浴とは、本来は宗教的な意味も含まれ、体を水などで清めることを言いました。そこから派生して、入浴や体や髪を洗うことも沐浴と言われています。
全身浴
まず、一番一般的な沐浴の方法です。肩が浸かるまでお湯に浸かって温まる方法を全身浴と言います。38~40℃位のぬるま湯にゆっくり浸かればリラックス効果、熱めのお湯に短時間入ればリフレッシュ効果が期待できます。全身浴は体全体がお湯に浸かるので、一気に入ると負担になります。かけ湯をし、半身浴から徐々に全身浴にしていくように気をつけます。
半身浴
半身浴は、お湯をぬるめに設定し、胸の下まで浸かり温まる方法です。心臓の負担が少ないので、長時間の入浴に向いています。沢山汗をかきたいとき、体をじっくり温めたい時にいいです。
座浴
座浴は、バスタブに浅めにお湯をはり、腰までつかる方法です。出産後や痔、カンジタといった症状がある場合に向いています。体調に合うハーブや精油を選んで利用するとより効果的です。時間は10分ほどが目安です。
フットバス・足浴
洗面器などにお湯を入れ、くるぶしあたりまで足をつけて温める方法です。リフレクソロジーなどでもお馴染みです。全身を温める効果があり、冷え性やむくみにも最適です。その他しもやけや水虫といったトラブルにも向きます。時間は10分ほどが目安です。
ハンドバス・手浴
洗面器などにお湯を入れ、手首までつけて温める方法です。手を温めるだけでも体が温まります。その他しもやけや手荒れ、肩こり等にも効果があります。時間は10分ほどが目安です。
アロマバスの手作りレシピ
天然の材料を使ってバスタイムを楽しむ一番代表的なものが、精油を使ったアロマバスです。香りは心に働きかけてリラックスやリフレッシュできるだけでなく、体の不調改善にも貢献してくれます。精油は水に溶けにくい性質のため、原液をそのまま入れるとお湯に混ざらず浮いてしまって、肌や粘膜に刺激を与えてしまう可能性があります。次のような方法で、希釈してから楽しんでください。
バスソルト
精油を塩に混ぜることで、精油がお湯に拡散しやすくなります。天然塩はミネラルも豊富で、発汗作用もあり、美容にも効果的です。詳細ページは下記をご覧ください。
バスオイル
精油は脂溶性なので、オイルで希釈すると刺激が少なくなります。塩を使うバスソルトとは異なり、バスオイルは保湿効果に優れます。詳細は下記をご覧ください。
バスフィズ・バスボム
バスタブに入れるとシュワーっと溶けるバスフィズ。可愛らしいものが市販でも沢山売られています。使用する材料によって、様々な効果もプラスすることが出来ます。詳細ページは下記です。
ハーバルバスの手作りレシピ
ハーブは精油よりも香りは弱いですが、沐浴には簡単に、より安心して取り入れられることが魅力です。
ハーブをそのまま使う
一番簡単な方法は、ハーブをそのまま湯船に入れて、有効成分を取り入れることです。ハーブを最後に取り除くのが大変な場合は、ティーバッグ用の不織布に入れたり、布の袋に入れてから湯船に入れるといいです。
浸剤・煎剤
ハーブの有効成分がたっぷり含まれた、浸剤や煎剤を利用する方法もあります。好きなハーブで作った浸剤や煎剤を500ml程、湯船に入れるだけで出来上がりです。浸剤・煎剤の作り方は下記へ。
ハーブソルト
塩とハーブを使ったハーブソルトを利用する方法があります。塩のミネラルと、ハーブの有効成分を取り入れることが出来ます。ハーブソルトもとても簡単にできます。調理用のハーブソルトよりもハーブを多めに入れて利用するとよりハーブの有効成分を実感できます。詳細は下記へ。
クレイバスの手作りレシピ
クレイバス
クレイバスは、ただクレイを湯船に入れるだけで簡単に出来上がります。手間が全くないにも関わらず、その効果は多岐にわたります。クレイバスの方法やコツ、効果やレシピの詳細は下記になります。
次はこれを要チェック
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