グルの意味とは?|ヨーガ・アーユルヴェーダ・インド哲学
グルの意味
このサイトでは、ヨーガ、アーユルヴェーダのもとでもあるインド哲学の説明をしています。このページでは、その中で重要な概念であるグルの説明をしています。インド哲学に関しての詳細は下記をご覧ください。
グル(師)
グルは師や尊師とも訳されますが、サンスクリット語で暗闇、無知を表す「グ」と、取り除くという意味の「ル」が合わさった言葉です。つまり、知識という光によって私たちの無知を取り除く師という意味です。
先生との違い
そのため「先生」とは違います。知識があり、それを教えている人は先生といいますが、グルとなると生き方そのものが知識を反映していなければなりません。例えばヨーガ哲学を教える先生は、教えていないときにどんな怠けた生活をしていてもかまいませんが、グルは、ヨーガ哲学そのものを反映した生き方をしています。
5000年前につながる
本来、このサイトで紹介しているインド哲学である「自分自身の知識」は伝統を受け継いでいるグルからしか学べません。独自で勉強するだけでは間違って理解してしまう場合があるからです。グルは、約5000年前からあるインド哲学が今に伝わってる脈々と続いている流れを受け継いでいます。グルのグルをたどっていくと、おおもとのヴェーダの音を聞いた聖者(リシ)にたどり着きます。(それについてはヨーガとは?の記事をご覧ください。)
次はこれを要チェック
『VEDANTA BOOK OF DEFINITIONS』 Swami Tejomayananda