ヨーガ・アーユルヴェーダ・インド哲学の基本を学ぶ
インドの哲学の基本を理解する
ヨーガやアーユルヴェーダの理論のもととなっているインド哲学「ヴェーダ」の起源は約5000年前にさかのぼります。宇宙の法則、私たちが生きている世界の本質が詰まっています。その一部をわかりやすく初心者用に説明しているものがタットヴァボーダ(Tattva Bodha)です。ヨーガ、アーユルヴェーダを深めるためにとても重要です。ヴェーダについての詳細は、ヨーガとは?の記事をご覧ください。
タットヴァボーダ|Tattva Bodha
私たちが生きる上で求めることはたくさんありますが、すべて根本に迫ると、「幸せになりたい」という目的があります。何かが欲しい、こうなりたい、こうしてほしい、、など、どうしてこれらを求めるかというと、「幸せになりたい」からです。しかし一度その幸せを手に入れたとしても、またすぐ不満が現れます。どのようにしたら、永遠の幸せを感じられるのでしょうか?そのためには世界の本質を理解し、自分自身の知識を得ることが必要です。自分自身とは何か?それを初心者向けに説明しているものがタットヴァボーダです。
自分自身を知るための入門書
タッドヴァボーダのタットヴァは、サンスクリット語で「真実」や「自分自身」をいう意味です。ボーダは「教え」や「知識」を表します。つまり、自分自身(真実)の教えです。そして、心を正しく使うためにはどうしたらいいかが分かります。シヴァ神の化身でもある、アーディ・シャンカラチャリアによって書かれました。
タットヴァボーダの内容
タットヴァボーダはシュローカーと呼ばれる俳句のようなフレーズから始まります。そして、最小限のサンスクリット語を使って、短い文章が集まって構成されています。サンスクリット語は、サン(=良く)スクリット(=作られた)という意味でもあるように、一つの言葉にたくさんの意味があり、少ない言葉でまとまっていても深い意味があります。ここではその内容を71章にまとめて下記のページで説明しています。
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インド哲学の重要な概念
重要なキーワードを五十音順に並べています。より深く理解するためには、上記のタットヴァボーダの内容を初めから読み進めることをお勧めします。
次はこれを要チェック