Color,  各色が示す深層心理

緑の意味、心理効果、イメージを解説!|ファッション・インテリアの深層心理も

私たちは色に囲まれて毎日過ごしています。ものを買うとき、洋服を選ぶときなど、色を選択する場面は日常生活に沢山あります。直観で選ぶ色は、その度にあなたの奥にある心理を表現してくれています。ここでは黄色の深層心理を様々な方向から解説しています。

緑|グリーン|Green

目次

  1. 緑の特徴
  2. 【性格】緑の深層心理
  3. 【ファッション】緑のファッションがもたらす心理効果
  4. 【インテリア】部屋別!緑のインテリアがもたらす心理効果
  5. 【アロマ】緑が好きな人におすすめ!関連するアロマの香り



緑の特徴

キーワード:バランス、スペース、気づき

緑は、暖色でも寒色でもない、色のスペクトルでいうと丁度真ん中にあたる中間色となります。そのため、調和やバランスと関わります。実際に緑は心にリラックスさせる作用があります。癒しがコンセプトの空間などにはよく緑色が使われ、私たちの心のバランスが保てるように工夫されています。

緑に対応する要素

チャクラ 第4チャクラ(ハートチャクラ)
色の特徴 混色: 補色:
アロマ ティートリーヒソッププチグレンなど
星座 天秤座
アーユルヴェーダ V↓P↓K↓
陰陽五行
四大元素
パワーストーン エメラルド、グリーンカルサイト、ダイオプテス、モルダバイト、マラカイト、翡翠など

【性格】緑の深層心理

色を見て直観的に感じる感情は、私たちの深層心理をよく表しています。好き、嫌い、何かを思い出す、何かいい感情(もしくは悪い感情)が出てくる・・・など人によって様々です。日によっても全く印象が変わる場合があります。それは私たち自身もが常に変化しているので当たり前です。ここでは色の特徴の説明と共に、今緑が好きな人はどんな傾向があるかを紹介していきます。

色診断

中間色の緑

緑は光の中で丁度中間の波動をもち、暖色でも寒色でも無く、バランスが取れた色になります。そのため、周りとの調和や中庸を大切にします。どんな意見や状況も受け入れようとし、客観的に見ることができます。共感できる利点が行き過ぎると、他人と自分を同一視してしまい、嫉妬や羨望が生まれてきてしまう場合があります。そのため、スペースが重要になってきます。

スペースを保つ

植物を連想させる緑は、リラックスやリフレッシュの一面も持っています。それは周りの人や事柄、時間からある一定のスペースを持つことで、リラックス、リフレッシュにつながります。緑を好む人は、今そのスペースが必要であるかもしれません。リラックス、リフレッシュのためにどこか出かけたりゆっくりしたり、自分なりの方法でスペースを与えてあげるとよいかもしれません。

気づきを与える緑

上から見渡す広大な緑の風景を想像してみてください。そこからすべてが見渡せるように、自分の心の中も見ることができるというのが緑の性質です。自分の心を見渡せたとき、真実がわかります。そして、自分の中の真実、生きる道を見出せることができます。緑が気になる人は、広い視野で自分を見つめることが必要かもしれません。

第4チャクラ

チャクラの観点からみると、緑はちょうど中心の第4チャクラに対応しています。第4チャクラはハート(心臓)です。ハートには自分の心の中の真実がある場所です。ハートの声を感じられると、自分の生き方の方向性が見えてきます。緑が気になる時、そういった第4チャクラの課題について無意識に何かを感じている場合があります。今の自分に必要なことであることは間違いありません。チャクラの意味をチェックして、行動パターンや思考パターンを思い返してみたり、自分の体調にあらためて向き合ってみるのもいいかもしれません。

第4チャクラ チャクラについて

【ファッション】緑のファッションがもたらす心理効果

ファッションは人のイメージをとても左右するものです。そのため好きなファッションカラーは、こうなりたい、こうしたい、といった深層心理が大きく影響します。また、ファッションカラーは同時に、人に与える印象でもあります。そのため、意識的にある色の小物や洋服を取り入れれば、印象を変化させたり、自分のバランスを取ることに応用することができます。ここでは緑のファッションが好きな人の深層心理と、緑が及ぼす心理効果を仕事とプライベートに分けて紹介しています。 

ファッションカラー診断

緑のファッションが好きな人

好きなファッションカラーからは、今の自分にとって必要で、引き出したいと無意識に思っていることや、こう思われたいという部分が現れます。緑のファッションが好きな人は、バランスと関わります。自分の感情のバランスが必要な時かもしれません。もしくは、周りとの関係をうまく築くことが必要なときです。一歩引いた視点で物事を見て、客観的に判断することにも関わります。  

緑の効果:仕事編

調和を保つ

緑は中間色とも言われるとおり、バランスを保つ色です。人間関係でも、色々な考えを持つ人たちの中で、中和剤的な役割を果たす手助けをしてくれます。

他人の意見を聞き入れる

緑は自分の意見との距離感を保ち、他のどんな意見も客観的に耳を傾けることを助けます。相手を尊重し、否定しない態度を促してくれます。  

緑の効果:プライベート編

視野を広げる

緑は物事から距離をとり、遠くから見ることを助けます。すると自然と視野が広がり、自分の歩む道が分かることもあります。

感情に素直になる

緑は自分自身の感情に意識を向けることを助けます。自分の感情とも一歩距離を開け、客観的に見ることができます。それはありのままの自分を素直に受入れることにつながります。  



【インテリア】緑のインテリアの深層心理

緑のインテリアがもたらす深層心理を説明していきます。同じ色でも、どの部屋に取り入れるかによって、少し意味が違ってきます。色の取り入れ方は、全体をその色にする場合だけでなく、白・黒・茶などのベースの色に、アクセントカラーとして取り入れる場合も含めます。

インテリアカラー診断

のインテリア:リラックス効果を高める

緑はバランスの色。心のバランスを保ったり、人間関係の調和を助ける色です。森林の色でもある緑は高いリラックス効果もあります。一般的には、リビングなどのリラックスできる空間に使うことがいいとされます。ちょうど中間色になるので、赤や青と違い、男女問わず好まれる色です。

リビングに取り入れる

リビングはパブリックスペースとも呼ばれ、住む人がくつろぐ場所と同時に、来客をもてなす場所でもあります。「こう思われたい」という意識が出る場所でもあります。そこに緑を取り入れたい人は、周りとの調和を大事にする人と思われています。口論があれば間に入って中和をします。自分の思ったことも一度客観的に見て、人を傷つけることはありません。

ダイニングに取り入れる

ダイニングはセミパブリックスペースで、主に家族や親しい人が団らんする場所です。自然体の「今の自分」が現れる場所でもあります。そこにグリーン緑を取り入れたい人は、今自分と周りのスペースが必要な人です。いつも周りの調和を考えて行動し、自分を抑えている場合があるので、たまには自分の心が必要とするだけリラックスしてもいいかもしれません。

ベッドルームに取り入れる

ベッドルームは殆ど他人に見せることがない、プライベートのスペースです。「本来の自分」が出る場所でもあります。いつもと変わらない人もいますし、他人には見せない自分、自分自身も気づいていない部分かもしれません。そこに緑を取り入れたい人は、真実を知る人です。緑が意味するハートは私たちの中心にあって、頭でこうするべきと考えることではなく、こうしたいという自分の中の真実がある場所です。周りに流されず、自分のなかの真実を現実化できる、とても強い人です。  

【アロマ】緑が好きな人におすすめ

色とそれに対応する香りは同じ特徴をもちます。そのため、好きな色に合う香りを選ぶと、自然と自分の深層心理をサポートしてくれる香りの効果が期待できます。香りは部屋の芳香浴や香水、アロママッサージなど様々な方法で取り入れられるので、是非試してみてください。ここでは芳香浴用の滴数を紹介しています。

緑に対応する精油

ティートリーヒソッププチグレン

緑に対応する精油は、森林の中にいるような、樹木系の香りで、心を落ち着かせるようなものが多いのが特徴です。自分の気持ちに正直になって、本当にリラックスできるようなブレンドがおすすめです。まわりに影響を受け過ぎてしまうときに、冷静に遠くから物事を見て、視野を広げることを助けるのがティーツリーです。ヒソップは、他人の意見に影響され過ぎてしまいそうなとき、境界線を張って、客観的に判断することを助けます。プチグレンは自分の本音に気づき、それに対して素直になることを促します。

レシピ1:サイプレス&パイン

サイプレスとパインは緑に関連する精油です。このブレンドは気持ちを落ち着かせ、自分の中心軸をしっかりさせ、それを実現する力を与えてくれるブレンドです。

サイプレス1滴、シダーウッド1滴、パイン2滴

レシピ2:パイン&プチグレン

プチグレンも穏やかさをもたらす、緑に関わる精油のひとつです。まわりが見えすぎて自分を抑え過ぎてしまう場合に、感情のバランスを取り、心に静けさを与えてくれる香りです。

パイン1滴、プチグレン2滴、フランキンセンス1滴

レシピ3:ゲットウ&タイム

ゲットウは迷いをなくし、心に平和を与えます。タイムは胸を開き、自分を信じることを促してくれます。両方とも緑に対応します。自分の正直な気持ちに気づき、穏やかさをもたらす香りです。

ゲットウ2滴、ローズマリー2滴、タイム1滴

精油と色の関係の詳細とアロマの手作りレシピの詳細は下記へ。アロマのレシピをキャンドルやその他のレシピに応用したい場合にチェックしてみてください。

精油と色の関係 アロマ手作りレシピ一覧




次はこれを要チェック

色の基本性質 各色の深層心理