パッションフラワーの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典
パッションフラワーの効果効能
目次
キーワード&データ
キーワード:体と心のリラックスに
名前 | パッションフラワー、passion flower |
和名 | チャボトケイソウ(矮鶏時計草) |
学名・読み方 | Passiflora incarnata [パッシフロラ・インカルナタ] |
科名 | トケイソウ科 |
使用部位 | 地上部 |
ジェンダー | 女性 |
惑星 | 金星 |
四大元素 | 水 |
その他のパッションフラワーの記事をチェック: #パッションフラワー
特徴
ブラジルが原産で、キレイな紫が入った花を咲かせます。植物の精神安定剤と呼ばれるほど、リラックス効果の高いハーブです。学名のPassiflora は、色々な説がありますが、ラテン語で「受ける、耐える」を意味するpatiorと、「花の」を意味するflorusの合成語です。(他の説は花言葉のページも参照ください。)この花にはキリストが受けた受難の象徴があると言われています。incarnataは、ラテン語で「肉赤色の」を意味するincarnoが語源です。花の一部の紫色の部分を血の色と結びつけています。
スピリチュアルなストーリー
パッションフラワーを家の中に置いておくと、トラブルを鎮静化し、平和をもたらしてくれると言われています。また、持ち歩くことでいい友人を引き寄せると言われています。
パッションフラワーの効果効能
リラックスに最適なハーブです。作用が穏やかなため、子供からお年寄りまで安心して使えます。そのことから「植物性の精神安定剤」とも呼ばれます。ストレスに伴う胃腸のトラブル、頭痛などに効きます。筋肉の緊張を緩めるので、筋肉痛や月経痛にもいいです。精神的な緊張による不眠や高血圧、喘息なども改善します。その他、更年期やPMSといった女性の不調にも有効です。痛みにも用いられ、歯痛や生理痛にも利用できます。
作用
|
適応
|
有効成分
フラボノイド(アピゲニン)、フラボノイド配糖体(ビテキシン)、インドールアルカロイド(ハルマン、ハルモール)、青酸配糖体(ジノカルディン)など |
注意事項・禁忌
通常の使用の範囲では安心して使えるハーブです。妊娠中・授乳中の使用に関しては、問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていません。まれにアレルギーを引き起こすことがあります。
安全性クラス : 1(適切に使用する場合、安全に摂取することができるハーブ)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)
『メディカルハーブ安全性ブック第2版』
妊娠中・授乳中は、専門医のアドバイスのもと使用すべき
眠気を引き起こす可能性があるので、車の運転や機械の操縦前の使用には注意
『ESCOP Monographs』
パッションフラワーの使い方
ティーの飲み方
小さじ1をお湯に入れ、7分ほど蒸す。
症状別ハーブの使い方
不安や神経過敏に
|
『フィトセラピー植物療法事典』
不眠のためのハーブブレンド
パッションフラワー、セントジョーンズワート、リンデン |
おすすめの使い方
ハーブティー、ホームケア、バス |
次はこれを要チェック
注意点&免責事項:ここに掲載されている内容は、植物の治療や薬としての有効性を保証するものではありません。日々進化していく全ての情報を網羅しきれていない場合もございます。事故やトラブルに関してこのサイトは責任を負いかねますので、あくまでも自己責任にてご利用ください。持病をお持ちの方、妊娠中の方、お子様に使用する場合や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談してください。