手作り柔軟剤の作り方|精油を使って自然な香りを楽しむ
柔軟剤
タイムレスエディションでは自然にも人体にも優しい材料を使って行う掃除のアイディアを紹介しています。ここでは柔軟剤の作り方です。市販のものは化学成分を利用した強い香りのものが多いですね。ここでは天然の香りである精油を使うのでほのかな自然の香りを楽しめます。そして、お酢もしくはクエン酸、グリセリンを使って衣類をふわっとさせます。
目次
柔軟剤の作り方
柔軟剤は身近な材料で簡単に出来上がります。精製水とクエン酸を使うか、それをお酢200mlに変更することも可能です。
※約250ml分
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精油を選ぶポイント
精油は種類によって色がついているものがあります。その場合は衣類に色がついてしまう場合があるので、無色透明な精油を選んでください。また、揮発性が高い精油は香りがすぐなくなってしまうので、香りを楽しみたい場合は注意してください。
クラリセージ、ゼラニウム、ティーツリー、ペパーミント、パルマローザ、ユーカリ、ラバンジン、ラベンダー、ローズウッド、ローズマリーなど |
柔軟剤の使い方
1回分の量は50ml程
1回分の量は大体50mlが目安です。お好みで少なくしたり多くしたりしてみてください。
通常の柔軟剤のように
柔軟剤の特別な使い方はありません。通常通り、洗濯機の柔軟剤を入れる部分に1回あたり50ml程を入れます。量は好みにより調整してください。もしくは、最後のすすぎの直前に自分で入れます。
柔軟剤の役割・効果
酸性で衣類を中和させる
衣服に付く体のあか、汗などの汚れは主にタンパク質の汚れで酸性になります。そのため、アルカリ性である洗濯用洗剤を使って汚れを落とします。しかしそのままだとアルカリ性に偏って、衣服がごわごわしてしまいます。そこで酸性の柔軟剤で中和させると、肌触りがよくなります。そのため、手作りの柔軟剤には酸性のクエン酸やお酢を使用します。
ふっくら仕上げる
材料の一つであるグリセリンは保湿作用があり、化粧品にもよく使われています。手作り石鹸を作る時にできる成分でもあります。このグリセリンは衣類をさらにふっくら仕上げるために入っています。グリセリンの量を多めにするとよりふっくら仕上がります。入れ過ぎでもよくないので、レシピを参考に多めにしたり少なくしたりして好みに調整してみてください。
抗菌・殺菌
レシピで紹介している精油は、抗菌、抗真菌、殺菌力に優れています。そのため衣類を雑菌から守ってくれます。
消臭・芳香
精油は消臭する力があるとともに芳香も楽しめます。種類も豊富なので、好みの香りを気分に合わせて選べることも魅力です。
柔軟剤と一緒に使えるナチュラルアイテム
柔軟剤と一緒に衣類に使えるアイテムを紹介しています。
酸素系漂白剤
酸素系漂白剤は、環境負荷が比較的少ない漂白剤として使われています。漂白が必要な衣類に対し、洗濯前に使用できます。
プラスで洗浄力アップ
ホウ砂、炭酸ソーダ、セスキ炭酸ソーダ、酸素系漂白剤などはそれのみで普段の洗濯に使えます。洗浄力は洗濯用石けんを一緒に使うより少し落ちるかもしれませんが、汚れが少ない毎日の洗濯ものには向いています。使い方は各ページをご覧ください。
リネンスプレー
漂白剤、洗濯用石けん、柔軟剤でお手入れし乾かした後、最後にリネンスプレーで抗菌と香りづけができます。作り方の詳細は下記へ。
注意点
皮膚への刺激
精油を使用しているので、原液が皮膚に付かないように気を付けてください。濃度が高いので荒れてしまうことがあります。また、敏感肌の人で、合成洗剤や合成香料を使った柔軟剤で荒れてしまう人は、精油の香りが付いた衣服でも肌が荒れないかもご注意ください。
衣類の種類
デリケートな素材で作られた衣類など、種類によってはこの柔軟剤に向かないものもあるかもしれません。各衣類の取り扱いに従って注意してし使用してください。
次はこれを要チェック
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