ブルーマロウの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典
ブルーマロウの効果効能
目次
キーワード&データ
キーワード:喉と胃腸の不調に
名前 | ブルーマロウ、コモンマロウ、マロウブルー、マローブルー、blue mallow、common mallow |
和名 | ウスベニアオイ(薄紅葵) |
学名・読み方 | Malva sylvestris [マルウァ・シルウェストリス] |
科名 | アオイ科 |
使用部位 | 花 |
ジェンダー | 女性 |
惑星 | 月 |
四大元素 | 水 |
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特徴
草丈60~150cmの多年草です。ヨーロッパやアジアが原産です。ハーブティーにすると鮮やかな青色で、そこにレモンを垂らすとピンク色になる不思議なハーブです。粘液質を多く含むため、喉の痛みや気管支炎に最適です。パックにもおすすめです。
スピリチュアルなストーリー
恋愛と深い結びつきがあると言われています。 恋人に振られたときブルーマロウの花を花瓶にさし、玄関に飾ると復縁できると言われていました。また、さらに魅力を引き立たせるためにブルーマロウを持ち歩くといいとも言われていました。カルペパーは色々な使い方を述べていますが、マロウをすりつぶしてミルクとお酒で煮たものを飲ませるだけで、ひどい腸の炎症があった息子の赤痢を治したを述べています。
ブルーマロウの効果効能
粘液質が多く含まれることが大きな特徴です。風邪による喉の痛みや腫れ、胃炎、膀胱炎、尿道炎などが緩和されます。外用で用いると、傷や皮膚炎、湿疹に使えます。その場合は湿布、ローション、パックなどにして使うことができます。美容としては、肌の炎症を抑えたり、保湿、肌を柔らかくしたりする効果があります。特に、肌がとても敏感な人の初期症状に向いています。
作用
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適応
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有効成分
粘液質、アントシアニン(デルフィニジン)、タンニンなど |
注意事項・禁忌
通常の使用の範囲では安心して使えるハーブです。妊娠中・授乳中の使用に関しては、問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていません。粘液質の成分により、薬の吸収を遅らせる可能性があります。薬を摂取する場合は、ブルーマロウ摂取の1時間前か数時間後が推奨されます。
安全性クラス : 1(適切に使用する場合、安全に摂取することができるハーブ)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)
『メディカルハーブ安全性ブック第2版』
妊娠中・授乳中は、専門医のアドバイスのもと使用すべき
『ESCOP Monographs』
ブルーマロウの使い方
ティーの飲み方
ティースプーン山盛り1杯をお湯に入れ、5分蒸らす。ハチミツやレモンを加えても美味しい。
症状別ハーブの使い方
急性の口内炎、咽頭炎に
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『フィトセラピー植物療法事典』
鼻づまりのためのハーブブレンド
ブルーマロウ、セージ、フェンネル |
おすすめの使い方
ハーブティー、スキンケア、ホームケア、バス |
次はこれを要チェック
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