ハーブの浸剤・煎剤の作り方|化粧品の材料やホームケアなど使い方が盛り沢山!
浸剤と煎剤
浸剤と煎剤は、ハーブの有効成分を使う場合にとっても簡単に作れ、かつ様々に使える材料です。浸剤と煎剤は呼び方が専門的ですが、作り方はハーブティーと同じなのでハーブティーの一種です。もちろん飲むこともできます。ここでは浸剤と煎剤とは何か、そして作り方をお伝えしていきます。
目次
浸剤の作り方
浸剤とは、熱湯でハーブの有効成分を抽出したものです。熱湯を入れて飲むハーブティーと同じです。長期間の保存には向かないので、使う分だけ作るのが理想です。
※500cc分
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煎剤の作り方
煎剤は、ハーブの有効成分を煮出して抽出したものになります。ハーブティーを飲む際に、種子などの固い部分を使用する場合には煮出して作ります。そのハーブティーのことを煎剤とも言います。長期間の保存には向かないので、使う分だけ作るのが理想です。
※500cc分
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ポイント
ハーブをそのまま水に入れずに、ティーバッグ用の不織布に入れて抽出すると、茶こしを使わなくていいので楽です。煎剤ができた後もハーブにはまだ成分が残っているので、ティーバッグに入れたままバスタブにいれてハーバルバスを楽しむこともできます。
浸剤・煎剤の使い方
浸剤と煎剤は、ハーブの水溶性の有効成分がたっぷりふくまれています。そのため、手作りの様々なレシピに利用できます。
ハーバルバス
浸剤や煎剤は、そのままバスタブに入れて、ハーバルバスとして楽しむことが出来ます。ハーブの有効成分をお風呂で取り入れることが出来ます。その際はバスタブに500ml程の浸剤、若しくは煎剤を入れてください。お好みで量は調整して大丈夫です。また、この場合は少し濃い目に浸剤や煎剤を作ってもいいです。
ホームケア
浸剤や煎剤はホームケアにも使えます。打ち身や傷、疲れ、筋肉痛、肩こりなどの症状には、湿布として使えます。また、湿布と同じ方法でアイマスクにすることもできます。自分の症状に合わせてハーブを選び、とても簡単にホームケアができます。
化粧品の材料
浸剤・煎剤は抽出液として様々な化粧品の原料に使えます。化粧水、クリーム、ヘアケア、ボディーケア・・・このサイトでも沢山のレシピを紹介していきます。
浸剤・煎剤で使いやすいハーブ
浸剤・煎剤として使いやすいハーブの代表3つを紹介します。これらの浸剤・煎剤は色々なレシピの材料として応用しやすいので、是非参考にしてみてください。
ジャーマンカモミール
ジャーマンカモミールは体を温めるので、浸剤をハーバルバスとして利用すれば体を温め、冷えの改善や風邪の予防になります。皮膚へもよく作用するので、湿疹や肌荒れ、痒みといったトラブルがある場合、浸剤を湿布として利用することが出来ます。その他、目の疲れをとるアイパックや、化粧品の原料としても幅広く使えます。ジャーマンカモミールの詳細へ。
ジンジャー
ジンジャーは血行をよくしてくれる代表的なハーブ(スパイス)です。体を温めたり、むくみを緩和したりしてくれるので、浸剤はハーバルバスや湿布などのホームケアにとてもよく使えます。ジンジャーの詳細へ。
エルダーフラワー
エルダーフラワーは風邪に予防にいいハーブです。発汗作用や血液循環を促したり、呼吸器系のトラブルにも有効です。そのため浸剤は、ハーバルバス、湿布、吸入などに最適です。エルダーフラワーの詳細へ。
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