ブラックカラントオイル(カシスオイル)の効果効能|珍しい必須脂肪酸の含有量で貴重!
ブラックカラントオイルの効果効能
目次
ブラックカラントオイルのデータ
名前 | ブラックカラントオイル、ブラックカラントシードオイル、クロスグリ油、カシスオイル、カシス油、Blackcurrant Seed Oil |
学名 | Ribes nigrum |
科名 | スグリ科 |
使用部位 | 種子 |
抽出方法 | 低温圧搾法 |
香り | ほぼ無臭 |
色 | 黄色 |
酸化 | 酸化しやすい |
肌質 | 成熟肌、乾燥肌 |
部位 | フェイス、ボディー |
注意点 | 摂取のし過ぎに注意 |
ヨウ素価 | 178.4 ※ |
鹸化価(NaOH) | 137.6 ※ |
鹸化価(KOH) | 192.7 ※ |
※ヨウ素価と鹸化価の値は、下記の成分量をベースに計算した数値です。これらは同じ植物のオイルでも、原料の種類、地域、抽出方法、商品やロットなど様々な条件によって変化する数値なのでお気を付けください。ヨウ素価と鹸化価の一覧と解説は下記をご覧ください。
ブラックカラントオイルの代表成分
主な脂肪酸
飽和脂肪酸 9.3 % | |
ステアリン酸 | 1.8 % |
パルミチン酸 | 7.5 % |
一価不飽和脂肪酸 12.8 % | |
オレイン酸 | 12 % |
ガドレイン酸 | 0.8 % |
多価不飽和脂肪酸 76 % | |
リノール酸 | 44 % |
α-リノレン酸 | 13 % |
γ-リノレン酸 | 15.5 % |
ステアドリン酸 | 3.5 % |
※『植物オイルハンドブック』を参照
脂肪酸について、脂肪酸の摂取方法などは下記をご覧ください。
ブラックカラントオイルの特徴・効果効能
別名カシス、クロスグリ
ブラックカラントはカシスやクロスグリとも呼ばれます。ポーランドで多く生産されています。リキュールやお菓子、ジャム、料理など、ブラックカラントの実は様々なところで利用されています。
体にとっても重要なγ-リノレン酸&ステアドリン酸
ブラックカラントオイルの他にはない一番の特徴はγ-リノレン酸とステアドリン酸が豊富なことです。γ-リノレン酸はオメガ6系の脂肪酸で、体内ではリノール酸から生成されます。また、ステアドリン酸はオメガ3系の脂肪酸で、体内ではα-リノレン酸から生成されます。どちらも広義の必須脂肪酸です。これらがなぜ大切かというと、通常はリノール酸やα-リノレン酸から酵素によって分解されて作られますが、直接摂取できればその過程を通らなくてもいいので、より効率的に体内での変換が行われるからです。脂肪酸を分解する酵素は年齢や体調によって減少します。そのため、γ-リノレン酸やステアドリン酸が含まれるこのオイルはとても重要です。詳しくは下記を参照ください。
アンチエイジングに
ブラックカラントオイルはアンチエイジングにも優れます。抗フリーラジカル作用みの優れます。肌の老化、シワ肌、乾燥肌にとてもいいです。保湿作用、滋養作用もあります。
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