各植物油脂・キャリアオイルの効能

レモンオイルの効果効能|ビタミンやミネラルが豊富

レモンオイルの効果効能

目次

  1. レモンオイルのデータ
  2. レモンオイルの代表成分
  3. レモンオイルの特徴



レモンオイルのデータ

名前 レモンオイル、Lemon oil
学名 Citrus limon
科名 ミカン科
使用部位 種子
抽出方法 低温圧搾法
香り ほんのりフレッシュな香り
淡い黄~黄緑色
酸化 やや酸化しにくい
肌質 乾燥肌、成熟肌
ヨウ素価 112.5 ※
鹸化価(NaOH) 139.1 ※
鹸化価(KOH) 194.7 ※

※ヨウ素価と鹸化価の値は、下記の成分量をベースに計算した数値です。これらは同じ植物のオイルでも、原料の種類、地域、抽出方法、商品やロットなど様々な条件によって変化する数値なのでお気を付けください。ヨウ素価と鹸化価の一覧と解説は下記をご覧ください。

鹸化価 ヨウ素価

レモンオイルの代表成分

主な脂肪酸

飽和脂肪酸 26.9 %
ステアリン酸 3.7 %
パルミチン酸 23.2 %
一価不飽和脂肪酸 29.8 %
オレイン酸 29.8 %
多価不飽和脂肪酸 43.4 %
リノール酸 32.4 %
リノレン酸 10.9 %

(※1)FSHSの論文を参照

脂肪酸について、脂肪酸の摂取方法などは下記をご覧ください。

脂肪酸 必須脂肪酸 オメガ脂肪酸 トランス脂肪酸

レモンオイルの特徴・効果効能

種子を圧搾して抽出

レモンオイルというと、果皮から芳香成分を抽出した精油(エッセンシャルオイル)や、果皮をオイルに浸けた浸出油の方がよく知られています。ここで紹介するのは、他の植物油脂のように、種子を圧搾し抽出されたオイルです。あまりメジャーなオイルではありません。

化粧品の原料として有能

あまり知られていないものの、レモンオイルにはリノール酸やオレイン酸が多く含まれます。また、ビタミンやミネラルも豊富なことから、化粧品の原料として利用されています。保湿や炎症の緩和などに有効です。

循環器系の不調などに

レモンオイルは、血液の流れを助けたり、血圧を下げたり、循環器系の不調にいいと言われています。

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※1: R. HENDRICKSON et al. FLORIDA STATE HORTICULTURAL SOCIETY, 1963.

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