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ローズヒップの効果効能|ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス事典

ローズヒップの効果効能

目次

  1. キーワード&データ
  2. 特徴
  3. 有効成分
  4. 注意事項・禁忌
  5. ローズヒップの使い方



キーワード&データ

キーワード:美肌

名前 ローズヒップ、ワイルドローズ、rosehip、dog rose
和名 イヌバラ(犬薔薇)、ノバラ(野薔薇)
学名・読み方 Rosa canina [ロサ・カニナ]
科名 バラ科
使用部位 偽果

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特徴

標高5.5m程の低木で「ビタミンCの爆弾」と言われる程沢山のビタミンCが含まれます。通常のビタミンCよりも熱に強い性質があります。美容効果が抜群で、ハーブティーとしても、クリームなどの基礎化粧品としても重宝します。キャリアオイルのローズヒップ油とは種類が少し異なります。学名のRosaは、ラテン語でローズを意味します。caninaは、ラテン語で「犬」を意味するcanisが由来で、犬歯のような棘に覆われていることからきているという説があります。英語ではdog rose、日本語ではイヌバラと呼ばれますが、犬がつく植物は、一般的に価値がないと思われていた植物です。一方でこの植物の場合は、犬に噛まれたときや、犬の皮膚病に使われたことが名前の由来とも言われています。

ローズヒップの効果効能

ローズヒップはレモンの20~40倍のビタミンCを含むことが特徴です。ビタミンCの補給を目的として飲用されます。炎症や発熱時など、ビタミンCが消耗しがちな時に飲むと、治療の補助的に働きます。また、ビタミンCはコラーゲンの生成にも関わるので、シミやしわの予防に利用されます。その場合はハイビスカスとのブレンドが有名です。穏やかな利尿作用や緩下作用もあります。

作用

  • 緩下作用
  • ビタミンC補給
  • 利尿作用

適応

  • 感染症予防
  • 便秘
  • シミ、しわ
  • 肌荒れ

作用の意味一覧

有効成分

ビタミンC、ペクチン、果実酸、ビタミンE、カロチノイド(リコピン、β-カロチン)、フラボノイドなど

注意事項・禁忌

通常の使用の範囲では安心して使えるハーブです。妊娠中・授乳中の使用に関しては、問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていません。

安全性クラス : 1(適切に使用する場合、安全に摂取することができるハーブ)
相互作用クラス: A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)

『メディカルハーブ安全性ブック第2版』

ローズヒップの使い方

ティーの飲み方

小さじ2程の実を潰し、お湯を入れ5~10分蒸らす。

ハーブティーの入れ方

症状別ハーブの使い方

風邪、インフルエンザに

  1. 2~5gの生薬に1カップの熱湯を注ぐ
  2. 15~30分蒸らし、きれいに濾す
  3. 1日数回、1杯飲用する

『フィトセラピー植物療法事典』

美肌のためのハーブブレンド

ローズヒップ、カモミールジャーマンハイビスカス

症状別ハーブ一覧

おすすめの使い方

ハーブティー、スキンケア、ホームケア、ヘアケア、バス、芳香、スイーツ、料理

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