各植物油脂・キャリアオイルの効能

キャロットオイルの効果効能|肌の老化をストップ!

キャロットオイルの効果効能

目次

  1. キャロットオイルのデータ
  2. キャロットオイルの特徴
  3. キャロットオイルの効果効能



キャロットオイルのデータ

名前 キャロットオイル、ワイルドキャロットオイル、Carrot oil
学名
  • Daucus carota L. Ssp sativus,
  • D. carota ssp carota L,
  • D. communis Rouy and Camus
科名 セリ科
使用部位
抽出方法 浸出法
香り ほのかにニンジンの香り
オレンジ色
使い心地 やや粘性がある
酸化 酸化しやすい
浸透力 普通
ブレンド オレンジ色が着く可能性があることと、クセがあるので、メインのオイルに5-20%の割合で加えると使いやすい
肌質 乾燥肌、成熟肌
部位 フェイシャル、ハンド、フット、ボディーマッサージに。
代表成分 βカロテン、ビタミンA・B・C・D・E・F
注意点 妊娠中の使用は避ける
ヨウ素価
鹸化価(NaOH)
鹸化価(KOH)

※このオイルは浸出油なので、ヨウ素価と鹸化価の値は、ベースとなるオイルによって異なります。これらの数値は同じ植物からとれたオイルでも、原料の種類、地域、抽出方法、商品やロットなど様々な条件によって変化する数値なのでお気を付けください。ヨウ素価と鹸化価の一覧と解説は下記をご覧ください。

鹸化価 ヨウ素価

キャロットオイルの特徴

根からオイルを抽出した浸出油

キャロットオイルは浸出法で作られます。まず、ニンジンの根を細かく切り、浸出油に浸されます。この時に使う浸出油は、品質のいいものにはオーガニックのサンフラワーオイルが多いようです。三週間ほどオイルに付けた後、ろ過され出来上がります。

インフューズドオイルの作り方

βカロテンが豊富

βカロテンは強い抗酸化作用をもつ成分の一つで、ニンジンの代表成分です。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、肌や髪、爪などの健康を保ち、老化を防ぐ働きをします。また、βカロテンは紫外線よって発生する活性酸素を無害化します。活性酸素はシミやソバカスの原因となるメラニン色素の生成を促進するため、結果としてβカロテンは美肌効果につながります。

キャロットオイルの効果効能

老化防止作用、しわの予防、日焼け防止、皮膚のきめを整える、瘢痕形成作用、鎮痒作用、湿疹・乾癬の改善など

肌のキメを細かくする

キャロットオイルにはビタミンAが豊富です。βカロテンも体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは皮膚の粘膜を形成するのを助けます。角質を防ぎ、肌のキメを細かくしてくれます。

皮膚の老化防止

大量のβカロテンのおかげて、キャロットオイルには強い抗酸化作用が期待できます。皮膚の老化を遅らせることにとてもいいと言われ、特に首のしわに効くと言われています。

皮膚の保護と再生に

皮膚の再生にも効果的で、傷、湿疹、乾癬などにいいと言われています。日焼け止めとして皮膚を守る働きもあります。

皮膚のかゆみに

皮膚のかゆみを和らげるさようもあると言われています。

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