簡単3ステップ!ハーブチンキ(チンキ剤・ティンクチャー)の作り方
ハーブチンキ・チンキ剤・ティンクチャー
ハーブには様々な利用方法があります。一番一般的なものは、ハーブティーとして飲用すること。その他にも、ハーブの成分を抽出して、スキンケアやホームケア、料理などに使用できます。その際に、効率よくハーブの有効成分を抽出するための方法の一つにハーブチンキがあります。
目次
ハーブチンキ(チンキ剤・ティンクチャー)とは
ハーブチンキは、ハーブをアルコール(ウォッカ等)に漬けて成分を抽出したものです。チンキ、チンキ剤、ティンクチャーとも呼ばれます。手作りのコスメやホームケア等に外用としても、内用としても使用可能です。お湯で抽出するハーブティーでは抽出されないハーブの有効成分を、アルコールに漬けることで効率よく含ませることができます。湿布やローションとして使うときは、精製水で4~10倍に薄めます。また、ハーブティーに少量混ぜて飲むことも可能です。ある程度の量を作ると、1年ほど保存ができることも利点です。
インフューズドオイル等、その他のハーブの活用方法は下記へ
ハーブチンキの作り方
約100ml分
|
|
ハーブチンキの使い方とおすすめハーブ
飲用する
アルコールとハーブのみで作っているので内服が可能です。ハーブティーとしてハーブを飲むより、沢山の有効成分が抽出されています。お湯、水、ハーブティー、ジュースなどの飲み物に混ぜて飲用します。ハーブチンキを入れる量は、コップ一杯の飲み物に小さじ半分くらいが目安です。
おすすめハーブ
好みのハーブや自分の不調に合ったハーブ |
マウスウォッシュ・うがい薬
ハーブチンキは、マウスウォッシュやうがい薬として使用できます。 コップ一杯の水に3滴ほどのチンキを入れるだけです。
おすすめハーブ
傷の手当
精製水で10倍ほどに薄めて、傷口の簡単な手当てに使用できます。
おすすめハーブ
アグリモニー、マーシュマロウ、ラベンダー |
湿布として
精製水で5~10倍ほどに薄めて、布に染み込ませ、湿布として使用できます。肩こりや疲れ、痛みに効きます。
おすすめハーブ
ペパーミント、マジョラム、ローズマリー |
化粧水
精製水で10倍ほどに薄めて、化粧水として使用できます。好みで精油やフローラルウォーター、オイルを併用できます。※化粧水の作り方はこちら
おすすめハーブ
クリームやオイルに混ぜる
クリームやオイルに1~3滴混ぜて使用できます。
おすすめハーブ
|
ヘアトニック
精製水で10倍ほどに薄め、ヘアトニックとして使用できます。髪の痛みや強壮、育毛にいいハーブを使います。
おすすめハーブ
ホーステール、マレイン、ローズマリー |
入浴剤
チンキをそのままバスタブにいれて、入浴剤として使用できます。もしくは、岩塩に適量のチンキを混ぜてバスソルトを作ることができます。
おすすめハーブ
|
ルームスプレー
そのまま空間にスプレーし、ルームスプレーとして使用できます。好みで精油を混ぜると香りが更に広がります。
おすすめハーブ
次はこれを要チェック