鹿沼土とは?|園芸・ガーデニング・ハーブ栽培用の土の使い方
鹿沼土(かぬまつち)とは?
鹿沼土は、多肉植物を栽培する際に必要な基本の土です。栃木県鹿沼地方の土であるため、鹿沼土と言われます。赤玉土と似ていますが、赤玉土より黄みがかった色をしています。また、孔隙が沢山あり通気性がいいところは軽石に似ています。鹿沼土は土になるので、軽石より崩れやすい部分が異なります。
鹿沼土の特徴と使い方
特徴
通気性・保水性に優れます。殆ど有機質を含んでいません。酸性。
多肉植物栽培の基本の土
多肉植物の用土の基本となる土です。酸性なので、アルカリ性を好むハーブの栽培にはあまり使用されません。
水はけをよくする
鹿沼土は孔隙が沢山あるので、水はけをよくすることに向きます。赤玉土と似ていますが、鹿沼土の方がより固く、通気性に優れます。
保水性にも優れる
鹿沼土は、水はけがいいと同時に保水性にも優れます。乾いているときは白っぽいですが、濡れていると黄色っぽくなります。多肉植物などの水やりのタイミングを計る目安になります。
赤玉土と鹿沼土の違い
鹿沼土は赤玉土と似ていますが、一番の違いは酸性の度合です。赤玉土は弱酸性なので、ハーブの栽培にも向きますが、鹿沼土は酸性が強いので、ハーブには向きません。また、二つとも排水性と保水性に優れますが、鹿沼土の方が軽石に近い特徴があるため、より排水性に優れます。赤玉土の方が使っているうちに土の塊がつぶれてきて、排水性が悪くなってきます。
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