セネシオ(セネキオ)の育て方|多肉植物の水やりや栽培のコツ
セネシオ(セネキオ)の特徴・育て方・栽培方法
セネシオは、世界中に様々な種類が存在します。その中でも葉や茎が多肉化したセネシオは80種類ほどあると言われています。茎が垂れ下がるタイプや、茎が多肉化しているもの、花を咲かせるものなど、見た目も様々です。
目次
セネシオの特徴
名前 | セネシオ、セネキオ |
学名 | Senecio |
科名属名 | キク科セネシオ属 |
型 | 春秋型・夏型・冬型 |
育ち方 | 種によって様々。個性的なものが多い。 |
原産地 | メキシコ、アフリカ、インド |
殖やし方 | 株分け、挿し木 |
※種類によって特徴が異なる場合もあります。
適した場所
乾燥地帯が原産のため、乾燥には強いです。日当たり、風通しがいい場所で育てます。冬は日当たりのいい室内か温室に移します。
日当たり | 日当たり・風通しの良い場所。夏の直射日光と雨を避ける。冬は日当たりの良い室内で管理。 |
越冬温度 | 3~5℃ |
肥料 | 夏型は春に、冬型は秋に薄めた液体肥料を与える。 |
毎日のケアとポイント
水やり
土が乾いたら水を与えます。乾燥に強く多湿に弱い種なので、水のやりすぎに気をつけます。断水すると枯れてしまうので、休眠期も少なめに水を与えます。
株分け、挿し木で殖やす
殖やす時期は春がいいです。根がデリケートなため、傷つけないようにし、あまり乾燥させないようにします。
1年のスケジュール
春
置き場所:風通しの良い日なたで管理します。
水やり:土が乾いたら水を与えます。
肥料:夏型の種類は5,6月に薄めた液体肥料を1か月に1回程与えます。
夏
置き場所:風通しの良い日なたで管理します。夏は直射日光に当たらないように気をつけます。
水やり:土が乾いたら水を与えます。夏が休眠期の場合は、断水はせず、水を少なめに与えます。
秋
置き場所:風通しの良い日なたで管理します。
水やり:土が乾いたら水を与えます。
肥料:冬型の種類は9,10月に薄めた液体肥料を1か月に1回程与えます。
冬
置き場所:日当たりのよい室内で管理します。
水やり:土が乾いたら水を与えます。冬が休眠期の場合は、断水はせず、水を少なめに与えます。
病害虫について
カイガラムシ、アブラムシが発生することがあります。
セネシオ属の種類
多肉植物は、同じ属の中でも様々な種類があり、多くが「流通名」で表されます。下記はセネシオ属に属する植物の一例です。同じ属の場合、育て方が似ているものが多いですが、種類によって異なる場合があります。購入する場合は、属名だけでなく、流通名までチェックすると、より合った育て方ができます。
流通名 | 学名 | 型 |
京童子(きょうどうじ) | Senecio herreanus | 夏型 |
グリーンネックレス | Senecio rowleyanus | 春秋型 |
七宝樹錦(しっぽうじゅにしき) | Senecio articulatus f. variegata | 春秋型 |
マサイの矢尻 | Senecio kleiniiformis | 夏型 |
万宝(まんぽう) | Senecio serpens | 春秋型 |
次はこれを要チェック