セレウスの育て方|多肉植物の水やりや栽培のコツ
セレウスの特徴・育て方・栽培方法
セレウスは、サボテン科の一種です。トゲがあり、柱に子株が発生しながら殖え、上へ伸びながら育ちます。
目次
セレウスの特徴
名前 | セレウス |
学名 | Cereus |
科名属名 | サボテン科セレウス属 |
型 | 夏型 |
育ち方 | トゲや綿毛をつけて上に伸びて育つ |
原産地 | メキシコ、ブラジルなど |
殖やし方 | 株分け |
※種類によって特徴が異なる場合もあります。
適した場所
夏の直射日光を避け、通年日当たりのいい場所で育てます。種類によって、寒さに強いものもありますが、基本的に5℃以上あれば冬越しできます。
日当たり | 冬は日当たり良い室内、それ以外は風通しのいい日なたで管理。夏の直射日光は避ける。 |
越冬温度 | 5℃ |
肥料 | 基本的には必要ない。真夏以外の春から夏に1,2回、薄い液体肥料を与えてもよい。 |
毎日のケアとポイント
水やり
土が乾いて数日程したら水をたっぷり与えます。10日に1回程の頻度です。冬は乾かし気味に管理します。
株分けで殖やす
殖やす時期は春が理想です。多くが子株を殖やしながら育っていくので、その子株を取って殖やしていきます。子株をカットしたら、完全に乾燥させてから土に挿します。
1年のスケジュール
春
置き場所:風通しの良い日なたで管理します。
水やり:土が乾いて数日程したら水をたっぷり与えます。
肥料:基本的に必要ないですが、5,6月に1,2回、薄い液体肥料を与えてもいいです。
夏
置き場所:風通しの良い日なたで管理します。
水やり:土が乾いて数日程したら水をたっぷり与えます。
秋
置き場所:風通しの良い日なたで管理します。
水やり:土が乾いて数日程したら水をたっぷり与えます。
肥料:基本的に必要ないですが、8~9月に1,2回、薄い液体肥料を与えてもいいです。
冬
置き場所:日当たりのいい室内で管理します。
水やり:断水、もしくはごく少量の水やりをします。
病害虫について
カイガラムシ、ワタムシ、ネジラミ、アカダニなどが発生することがあります。立ち枯れ病、灰色カビ病などにかかる場合があります。
セレウス属の種類
多肉植物は、同じ属の中でも様々な種類があり、多くが「流通名」で表されます。下記はセレウス属に属する植物の一例です。同じ属の場合、育て方が似ているものが多いですが、種類によって異なる場合があります。購入する場合は、属名だけでなく、流通名までチェックすると、より合った育て方ができます。
流通名 | 学名 | 型 |
鬼面閣(きめんかく) | Cereus peruvianus | 夏型 |
フェアリーキャッスル | Cereus tetragonus ‘Fairy Castle’ | 夏型 |
ヤマカル柱 | Cereus jamacaru | 夏型 |
次はこれを要チェック