マミラリアの育て方|多肉植物の水やりや栽培のコツ
マミラリアの特徴・育て方・栽培方法
マミラリアは、サボテン科科の一種です。マミラリアの中にも数百種類あります。多くはトゲに覆われ、可愛い花を咲かせるのが特徴です。
目次
マミラリアの特徴
名前 | マミラリア |
学名 | Mammillaria |
科名属名 | サボテン科マミラリア属 |
型 | 夏型 |
育ち方 | トゲや綿毛をつけて育つ |
原産地 | メキシコ |
殖やし方 | 株分け、挿し木、胴切り |
※種類によって特徴が異なる場合もあります。
適した場所
日当たりのいい場所で育てます。多くは冬が休眠期になりますが、まれに夏も休眠期になる場合もあります。種類によって、寒さに強いものもありますが、基本的に5℃以上あれば冬越しできます。
日当たり | 冬は日当たり良い室内、それ以外は風通しのいい日なたで管理。 |
越冬温度 | 0~5℃ |
肥料 | 生育期に緩効性肥料又は液体肥料を与える。 |
毎日のケアとポイント
水やり
冬の休眠期は断水、若しくは乾かし気味に管理します。休眠期以外は、土が乾いて数日たったらたっぷりと水を与えます。
挿し木、株分け、胴切りで殖やす
殖やす時期は4月~8月です。胴切りは、柱状のサボテンを殖やす時に行います。伸びすぎたら、根元の茶色い部分は残し、上の方の緑色の部分をカットします。カットした部分は風通しのいい日陰に置いておくと、2か月ほどで発根します。その後乾いた土に置き、3,4日後に水をたっぷり与えます。その後は通常通りに育てます。
1年のスケジュール
春
置き場所:風通しの良い日なたで管理します。
水やり:土が乾いて数日たったらたっぷり水を与えます。
肥料:基本的に必要ないですが、5,6月に1,2回、薄い液体肥料を与えてもいいです。
夏
置き場所:風通しの良い日なたで管理します。
水やり:土が乾いて数日たったらたっぷり水を与えます。夏が休眠期の場合は断水か、ごく少量の水やりをします。
秋
置き場所:風通しの良い日なたで管理します。
水やり:土が乾いたらたっぷり水を与えます。10日に1回ほどが目安です。
肥料:基本的に必要ないですが、8~9月に1,2回、薄い液体肥料を与えてもいいです。
冬
置き場所:日当たりのいい室内で管理します。
水やり:断水、もしくはごく少量の水やりをします。
病害虫について
カイガラムシ、ワタムシ、ネジラミ、アカダニなどが発生することがあります。立ち枯れ病、灰色カビ病などにかかる場合があります。
マミラリア属の種類
多肉植物は、同じ属の中でも様々な種類があり、多くが「流通名」で表されます。下記マミラリア属に属する植物の一例です。同じ属の場合、育て方が似ているものが多いですが、種類によって異なる場合があります。購入する場合は、属名だけでなく、流通名までチェックすると、より合った育て方ができます。
流通名 | 学名 | 型 |
銀手毬(ぎんてまき) | Mammillaria gracilis | 夏型 |
白星(しらほし) | Mammillaria plumosa | 夏型 |
玉翁(たまおきな) | Mammillaria hahniana | 夏型 |
白鳥 | Mammillaria herrerae | 夏型 |
次はこれを要チェック