サンセベリア (サンスベリア)の育て方|多肉植物の水やりや栽培のコツ
サンセベリア(サンスベリア)の特徴・育て方・栽培方法
サンセベリアは、多肉植物の一種ですが、観葉植物としても人気の植物です。沢山の種類がありますが、肉厚の葉が上に伸びていくタイプのものが多いです。サンスベリアと呼ばれることもあります。
目次
サンセベリアの特徴
名前 | サンセベリア、サンスベリア |
学名 | Sansevieria |
科名属名 | キジカクシ科サンセベリア属 |
型 | 夏型 |
育ち方 | ロゼット状に葉が上に伸びていく |
原産地 | アフリカ |
殖やし方 | 葉ざし、株分け |
※種類によって特徴が異なる場合もあります。
適した場所
多肉植物なので、乾燥に強いです。真夏の直射日光を避け、一年中日当たりのいい場所で育てます。冬は室内に移します。
日当たり | 日当たり・風通しの良い場所。真夏の直射日光を避ける。冬は日当たりの良い室内で管理。 |
越冬温度 | 5℃ |
肥料 | 生育期に緩効性肥料又は液体肥料を与える。 |
毎日のケアとポイント
水やり
水のやりすぎに気をつけます。土の表面が乾いたら水を与えます。冬は基本的には断水し、休眠させます。室内の暖かいところ(15℃以上)で管理するようであれば、少なめに水を与えます。
葉ざし、株分けで殖やす
殖やす時期は春から夏がいいです。株分けの場合は、根を掘りおこし、いくつかに分け、1日乾燥させてから植えつけます。葉ざしの場合は、葉を10cm程の幅にカットし、土に挿すと発根します。
夏は肥料を与えて成長させる
春から夏にかけて元気に成長します。この時期に肥料を与えると成長を促進させます。
1年のスケジュール
春
置き場所:風通しの良い日なたで管理します。
水やり:土の表面が乾いたらたら水を与えます。
肥料:5月ごろから緩効性肥料を2か月に1回、又は液体肥料を2週間に1回与えます。
夏
置き場所:風通しの良い日なたで管理します。直射日光を避けます。
水やり:土の表面が乾いたらたら水を与えます。
肥料:緩効性肥料を2か月に1回、又は液体肥料を2週間に1回与えます。
秋
置き場所:日当たりのよい室内で管理します。
水やり:土の表面が乾いたらたら水を与えます。
冬
置き場所:日当たりのよい室内で管理します。温度は最低でも5℃以上を保つようにします。
水やり:断水します。室内の暖かいところ(15℃以上)で管理するようであれば、少なめに水を与えます。
病害虫について
水のやりすぎが根腐れの原因になります。暖かい時期にハダニが発生する場合があります。
サンセベリア属の種類
多肉植物は、同じ属の中でも様々な種類があり、多くが「流通名」で表されます。下記はサンセベリア属に属する植物の一例です。同じ属の場合、育て方が似ているものが多いですが、種類によって異なる場合があります。購入する場合は、属名だけでなく、流通名までチェックすると、より合った育て方ができます。
流通名 | 学名 | 型 |
スタッキー | Sansevieria stuckyi | 夏型 |
ゼラニカ | Sansevieria zeylanica | 夏型 |
トラノオ(チトセラン、ローレンティー) | Sansevieria trifasciata var. laurentii | 夏型 |
ハニー | Sansevieria trifasciata ‘hahnii’ | 夏型 |
次はこれを要チェック