アロエの育て方|多肉植物の水やりや栽培のコツ
アロエの特徴・育て方・栽培方法
アロエは暑さと乾燥に強い、丈夫な植物です。古くから効能が注目されていて、薬用として使用される種類がいくつかあります。上に伸びていくタイプのものが多いですが、花のようなロゼット型に成長したり、ほふく性のものもあります。
目次
アロエの特徴
名前 | アロエ |
学名 | Aloe |
科名属名 | ツルボラン科アロエ属 |
型 | 春秋型 |
育ち方 | 上に伸びる種類が多い。ロゼット型に育つ・ほふく性のものもある。 |
原産地 | アフリカ、アラビア半島 |
殖やし方 | 株分け、挿し木 |
※種類によって特徴が異なる場合もあります。
適した場所
一年中日当たりのいい場所で管理します。秋から冬は室内に入れてもいいですし、種類によっては屋外で冬越しできるものもあります。
日当たり | 日当たり・風通しの良い場所。秋から冬は耐寒性に応じて室内か屋外で管理。葉が褐色がかってきたら室内に移す。 |
越冬温度 | 0~5℃ |
肥料 | 真夏以外の4~10月に固形肥料を2,3回、または液体肥料を10日に1回与える。 |
毎日のケアとポイント
水やり
一年を通じて乾燥気味に育てます。冬は更に少なくし、屋外の場合は断水をします。春から秋は土が乾いたら水を与えます。
株分け・挿し木で殖やす
株分けや挿し木は5~9月が最適です。鉢が小さくなって来たら、ひと回り大きい鉢に植え替えか、株分けをします。
1年のスケジュール
春
置き場所:風通しの良い日なたで管理します。
水やり:土が乾いたら水を与えます。
肥料:固形肥料を2,3か月に1回、または液体肥料を10日に1回与えます。
夏
置き場所:風通しの良い日なたで管理します。
水やり:土が乾いたら水を与えます。
肥料:真夏の8月を除き、固形肥料を2,3か月に1回、または液体肥料を10日に1回与えます。
秋
置き場所:日当たりのよい室内、もしくは屋外で管理します。
水やり:乾燥気味に水を与えます。
冬
置き場所:日当たりのよい室内、耐寒性のある種類は屋外で管理します
水やり:乾燥気味に水を与えます。屋外で育てる場合は、半休眠している状態にするため断水します
病害虫について
カイガラムシ、アブラムシが発生する場合があります。
アロエ属の種類
多肉植物は、同じ属の中でも様々な種類があり、多くが「流通名」で表されます。下記はアロエ属に属する植物の一例です。アロエベラは食用の代表で、キダチアロエは観賞用の代表です。同じ属の場合、育て方が似ているものが多いですが、種類によって異なる場合があります。購入する場合は、属名だけでなく、流通名までチェックすると、より合った育て方ができます。
流通名 | 学名 | 型 |
アロエベラ | Aloe vera (Aloe barbadensis Miller) | 春秋型 |
怒帝王錦 | Aloe humilis | 春秋型 |
キダチアロエ | Aloe arborescens | 春秋型 |
スノーフレーク | Aloe rauhii ‘Snow Flake’ | 春秋型 |
千代田錦 | Aloe variegata | 春秋型 |
帝王錦 | Aloe humilis | 春秋型 |
ネリー | Aloe longistyla ‘Nelii’ | 春秋型 |
プリカチリス | Aloe plicatilis | 春秋型 |
次はこれを要チェック