Aroma,  各精油のアロマ効能

ジュニパーベリーの効果効能|精油・アロマオイル・エッセンシャルオイル紹介

ジュニパーベリー精油

目次

  1. キーワード&データ
  2. ストーリー
  3. 植物の特徴
  4. ジュニパーベリーの効果効能 ―心・体・肌―
  5. おすすめ使い方
  6. 精油のブレンド
  7. 中医学からみた性質
  8. アーユルヴェーダからみた性質



キーワード&データ

浄化、強化

名前 ジュニパー、ジュニパーベリー、Juniper berry
学名 Juniperus communis
科名 ヒノキ科
抽出部位 液果
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート ミドル(~トップ)ノート
注意事項 妊娠中は避ける、刺激強、肝臓疾患・急性腎炎の人は避ける
香り 樹木系さわやかなウッディー調、苦味と甘味も混ざった香り
主な成分 モノテルペン炭化水素類α-ピネン、ミルセン、β-ミルセン、α-ミュアレン、サビネン、リモネンなど
陰陽
チャクラ 第3チャクラ、第5,6チャクラ
イエロー、ブルー
星座 射手座
天体 太陽、木星、火星

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ストーリー

ジュニパーは人が最初に利用した植物の一つと言われています。古くから、魔除けとして用いられたり、宗教儀式で焚かれていました。中世では伝染病の予防にも使われていました。ジンの香り付にジュニパーの球果は有名です。

植物の特徴

樹高12mにも達する常緑の針葉樹で、精油は2年ものの果実から抽出します。黄色い花を咲かせ、球果は3年の間に緑、青、黒を変化します。荒れ地や山の斜面で育ちます。

ジュニパーの効果効能

心への効能

ジュニパーの一番の性質は「浄化」です。心には、ネガティブな感情やわだかまりを押し流し、浄化させてくれる力があります。清らかな心になり、冷静な思考力を得ることができます。また、ジュニパーには心を温め、強くする力があります。失敗を恐れる不安感から、憂鬱、引っ込み思案を取り除き、意志を強くし、自信を持たせてくれます。そして、困難にも立ち向かう心の強さを与えてくれます。

体への効能

ジュニパーは体の熱源に働きかけるので、体を温め、刺激する作用があります。そして冷えと湿気を取り除きます。そのため、冷えで悪化する、腰痛や関節炎、膀胱炎、リウマチ痛などに効果的です。また、水分バランスを整えるので、お腹膨らみや、肥満、むくみ、動脈硬化などに効果があります。利尿作用もあり、リンパの流れをスムーズにします。抗感染作用も優れていて、膀胱炎、尿路感染症、気管支炎などにいいと言われています。

皮膚への効能

肌にも浄化作用があります。脂性肌の皮脂抑制をし、ニキビの予防、炎症を抑える効果があります。

体への効能
  • 抗カタル作用
  • 抗感染作用
  • 抗菌作用
  • 抗リウマチ作用
  • リンパうっ帯除去作用
  • 浄血作用
  • 解毒作用
  • 利尿作用
  • 去痰作用
  • 神経強壮作用
  • 引赤作用
  • 強壮作用
  • 分娩促進作用
  • 発汗作用
  • 通経作用
  • 浄化作用
  • セルライト・肥満改善
  • 関節炎・リウマチ緩和
  • 疲労物質の排出
  • 免疫向上作用
  • 抗肥満作用
肌への効能
  • 皮脂分泌抑制作用
  • にきび肌の浄化作用
  • 抗炎症作用
髪への効能
  • 頭皮環境改善
その他
  •  空間の浄化

作用の意味一覧 精油の体への作用

おススメ使い方

芳香浴、沐浴、ボディー・ハンドケア、スキンケア、クリーム、ホームケア

エッセンシャルオイルの使い方一覧

精油のブレンド

香りの相性がいいブレンド

柑橘系、樹木系の香りと相性がいいです。

精油のブレンドの基本

機能性ブレンド

精油のブレンドレシピ一覧

中医学からみた性質

陰陽  陽
五行  水(金)
 腎(肺)
 膀胱(大腸)
 志(魄)
四気・湿度  熱・燥

陰陽五行説

アーユルヴェーダからみた性質

ドーシャ  V+, P-, K-
エネルギー(熱性)  V-(多量に使うと+), P+, K-
エネルギー(湿度)  保温

ドーシャの体質診断 ドーシャ アーユルヴェーダの基本




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