ゼラニウムの育て方・栽培方法|自家菜園で育てる無農薬のハーブ
ゼラニウムの育て方・栽培方法
ゼラニウムには様々な種類があります。その中のセンテッドゼラニウムと呼ばれる種類には、ローズゼラニウムをはじめ、様々な香りをもつものが沢山あります。綺麗な花を咲かせるので、観賞用にも人気です。
目次
ゼラニウムの特徴
名前 | ゼラニウム、センテッドゼラニウム |
英語名 | Geranium |
学名 | Pelargonium spp. |
科名 | フウロソウ科 |
分類 | 常緑低木 |
耐寒性 | 半耐寒性 |
草丈 | 30-100cm |
原産地 | 南アフリカ |
出まわり時期 | 4-6月 |
使える部分 | 葉・茎・花 |
殖やし方 | 挿し木 |
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ゼラニウムの育て方基本
適した場所
日当たり、風通し、水はけのよい場所を好みます。やや乾燥した土がいいです。寒さに弱いので、冬は室内か日当たりのよい場所に移します。
日当たり | 日当たりのよい場所。風通しのいい場所。 |
水はけ | 水はけがよい場所。 |
気温 | 15~25℃ |
土 | やや乾燥気味の土を好む。 |
肥料 | 元肥に腐葉土と緩効性肥料を混ぜておく。週1回液体肥料を与える。 |
いいものを選ぶコツ
苗を購入する場合は、枝が間延びしていなく、コンパクトにまとまっているものを選びます。葉が黄色くなっていなく、生き生きした緑のもの、脇芽が沢山あるものを選びます。基本のいい苗の選び方は下記を参照ください。
毎日のケア
水やり
やや乾燥気味を好みます。土の表面が乾いたら水を与えます。多湿は根腐れの原因になり、乾燥させ過ぎは葉が固くなるので注意が必要です。
ワンポイント
風通しが重要なので、込み合ってきた部分は随時刈り取ります。
剪定、水やり、株分け、挿し木等、ガーデニングの基本となる手入れや殖やし方については下記を参照ください。
1年のスケジュールと育て方のポイント
挿し木のポイント
ゼラニウムは挿し木で殖やすことが一般的です。初夏と秋が最適です。花芽のない茎をカットし、下葉を取ります。1日乾かしてから挿し木用の土に挿します。乾燥気味にした方が発根しやすいです。
植え付けのポイント
苗を購入する場合の植え付けは春か秋が最適です。
剪定のポイント
苗の時期に摘芯をすると枝が充実します。湿気に弱いので、葉が込み合ってきたら随時刈り取ります。また、枯れた葉や花がらはすぐにとります。
収穫のポイント
葉は随時収穫可能です。春と秋が特に香りが強くなります。
花が咲いたら
花は2,3日しか咲かないので、使用する場合は咲いたらすぐに収穫します。
切り戻しのポイント
枝が木質化してくると葉がつきにくくなります。それを防ぐために開花後に、一枝に数枚葉を残して切り戻しをします。
植え替えのポイント
地植えの場合は必要ありませんが、鉢植えの場合は9月ごろに植え替えを行うと、根詰まりを防げて長持ちします。
害虫と天然素材を使った対策
1ミリほどの白い小さな害虫、オンシツコナジラミが発生することがあります。無農薬・天然にこだわった害虫対策の詳細は下記をご覧ください。
ゼラニウムの使い方
ゼラニウムは美容にいいハーブです。収斂作用や皮脂を調整してくれる作用があります。入浴剤やマッサージオイル、スキンケアなどに使用できます。食用としては、ジャムやデザートなどのスイーツに使用したり、ハーブティーにも向きます。
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