ヤロウの育て方・栽培方法|自家菜園で育てる無農薬のハーブ
ヤロウの育て方・栽培方法
ヤロウは寒さに強く、丈夫なハーブなので初心者におすすめです。ティーやホームケアに向いています。
目次
ヤロウの特徴
名前 | ヤロウ、ヤロー、セイヨウノコギリソウ |
英語名 | Yarrow |
学名 | Achillea millefolium |
科名 | キク科 |
分類 | 多年草 |
耐寒性 | 耐寒性 |
草丈 | 20-60cm |
原産地 | ヨーロッパ |
出まわり時期 | 3-6, 9-11月 |
使える部分 | 葉・茎・花 |
殖やし方 | 挿し木、種まき、株分け |
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ヤロウの育て方基本
適した場所
日当たり、水はけのいい場所を好みます。多湿に弱いので注意が必要です。
日当たり | 日当たりのよい場所。 |
水はけ | 水はけがよい場所。 |
気温 | 15~25℃ |
土 | やや乾燥気味の土を好む。 |
肥料 | 肥料はあまり必要ない。使用する場合は元肥に緩効性肥料を土に混ぜ、追肥は必要ない。 |
毎日のケア
水やり
やや乾燥した環境を好むので、水のやりすぎに気をつけます。土の表面が乾いたら水を与えます。夏の水切れに気をつけます。
ワンポイント
多湿に弱いので、密集した部分は随時カットし、通気性を保たせます。枯葉もこまめに取り除きます。
剪定、水やり、株分け、挿し木等、ガーデニングの基本となる手入れや殖やし方については下記を参照ください。
1年のスケジュールと育て方のポイント
種まきのポイント
種まきは春か秋に行います。苗床に種を蒔き、発芽させます。間引きながら本葉が4,5枚になったら植えつけます。
植え付けのポイント
大きく育つので、地植えでは1mほどの株間を取ります。鉢植えの場合は1鉢1株にし、大きめの鉢に植えつけます。
挿し木のポイント
挿し木をする場合は、新しい芽を10cm程カットし、下葉を取って水揚げをした後、土に挿します。
株分け・植え替えのポイント
株分けで殖やすことができます。株が老化してくると花つきが悪くなるので、2,3年に一度は植え替えを兼ねて株分けをします。地上部は株元からカットします。根をほぐして数株に分けて植えつけます。
剪定のポイント
多湿に弱いので、密集した部分は随時カットします。
収穫のポイント
春先の若葉は軟らかく、フレッシュのまま使用するのに向きます。花が咲くと葉が固くなるので、葉を使用する場合は、開花前に茎から刈り取ります。
花が咲いたら
ヤロウは1年に2度花を咲かせます。初夏に開花した後、株元から切り戻しをすると、秋にまた開花します。
害虫と天然素材を使った対策
病害虫の心配は殆どありません。それでも病害虫に困ったら、無農薬・天然にこだわった害虫対策の詳細をご覧ください。
ヤロウの使い方
ヤロウは古くから薬草として使われていました。浸出液は傷薬として使用されたり、ハーブティーは更年期症状や風邪の症状を緩和させると言われています。サラダやディップなどに入れ、食用にも使用できます。その他美容やリースなどの手作り雑貨にもよく使用されます。ハーブの作用については「ヤロウの効果効能」をご覧ください。
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