ワイルドストロベリーの育て方・栽培方法|自家菜園で育てる無農薬のハーブ
ワイルドストロベリーの育て方・栽培方法
ワイルドストロベリーはイチゴよりひと回り小さい実をつける、観賞用にもいいハーブです。初心者にも簡単に育てられます。
目次
ワイルドストロベリーの特徴
名前 | ワイルドストロベリー、エゾヘビイチゴ |
英語名 | Wild strawberry |
学名 | Fragaria vesca |
科名 | バラ科 |
分類 | 多年草 |
耐寒性 | 耐寒性 |
草丈 | 5-20cm |
原産地 | ヨーロッパ、西アジア、北アメリカ |
出まわり時期 | 3-6, 9-11月 |
使える部分 | 葉・茎・実・花 |
殖やし方 | 株分け、種まき |
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ワイルドストロベリーの育て方基本
適した場所
日なたから半日陰を好みます。高温多湿は苦手ですが、乾燥にも弱いので、水を切らさないようにします。水はけがよく、水もちのよい土を好みます。
日当たり | 日なた~半日陰。 |
水はけ | 水はけがよい場所。 |
気温 | 15~25℃以上 |
土 | 保湿性のある土を好む。 |
肥料 | 元肥に緩効性肥料を与える。窒素肥料のやりすぎは実と花に悪影響なので気を付ける。 |
寄せ植え
ステビア、レモンバーム、カモミール等の、生育環境が似ているハーブが合います。どれもハーブティーに使えます。一般的に言われる寄せ植えの基本は下記を参照ください。
いいものを選ぶコツ
苗を購入するときは、株元がしっかりしているものを選びます。基本のいい苗の選び方は下記を参照ください。
毎日のケア
水やり
乾燥に弱いので、土が乾く前に水を与えます。
ワンポイント
枝や茎が成長し、株元からランナーが伸びてきたら、適宜カットします。
剪定、水やり、株分け、挿し木等、ガーデニングの基本となる手入れや殖やし方については下記を参照ください。
1年のスケジュールと育て方のポイント
種まきのポイント
種から簡単に育ちます。春か秋に育苗箱にバラまきをします。水を十分に与え、発芽したら間引きながら本葉が7,8枚になるまで育て、植え付けをします。
植え付けのポイント
植え付けは地植えの場合は株間を30cmほどあけます。鉢でも簡単に育ちます。
収穫・剪定のポイント
株元から、枝や茎が成長してランナーが伸びてきます。株分けをするとき以外は、不要なランナーを収穫を兼ねて随時カットすると、長期間収穫ができます。
花がなったら
白い可愛い花を咲かせます。夏高温になりすぎると開花しない場合があるので気をつけます。
実がなったら
実は赤くなったら随時収穫可能です。
株分けのポイント
株分けで増やす場合は、秋によく成長したランナーから株を切り分けます。
植え替えのポイント
ワイルドストロベリーは連作を嫌います。一年ごとに植え替えをします。
害虫と天然素材を使った対策
窒素肥料のやりすぎが原因で、灰色カビ病になる場合があります。アブラムシがつくことがあります。無農薬・天然にこだわった害虫対策の詳細は下記をご覧ください。
ワイルドストロベリーの使い方
葉はハーブティーに使えます。その場合、葉には毒素があるので、よく乾燥させてから使用します。実はケーキなどのスイーツやジャムに最適です。実は美白効果があると言われ、スキンケアにも向きます。ハーブの作用については「ワイルドストロベリーの効果効能」をご覧ください。
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